鍋で炊こう!新米マイごはん

2020/9/7

子どもたちが小学生のころ、田んぼの生きもの調査に参加して、

田んぼで虫を取り、泥まみれになってカエルと遊び、農家さんとみんなで一緒に、大きなシートの上でごはんを食べました。

なんと満たされた時間だったでしょう。
(今は高校生です)

毎年、新米が到着すると、田植えの頃の田んぼの様子や、田んぼを中心に集う組合員さん家族や農家さん、大きなおむすびや、さなぶり餅(郷土料理)、大勢の人たちの笑顔を思い出します。

そんな想いにひたりながら、休日のお昼どき、子どもたちに声を掛けました。

「自分のお鍋選んで~!」
「えっっ?」

「それぞれ自分のための新米ごはんを炊いてみない?」

「面白そう!やるやる~、このお鍋にする~!」

お米より少し多めのお水が目安だけど、自由にどうぞ。

「私、昆布を入れてみる」
「お酒も」
「最初は強火かなぁ」
「お水はこれくらいかな?」
「私はお焦げも作りたいなぁ」

そっと、はたから見ているといい感じの会話。

火加減もあり、いつになく真剣な顔つき。
おいしさへの探求心も続きます。

出来た!

大したおかずがなくても、あつあつのマイご飯はおいしくって~。

会話も弾み大満足の様子です。

コープ自然派の農薬に頼らないお米づくりや、冬水田んぼ等の取り組みは、

コウノトリが1年中暮らせる環境を作り、生物多様性の保全にも役立っています。

日本の秋はおいしい~。
ぴかぴかの新米が出来上がる季節です。

選んで食べることで自然を守る。
そんな話もできたマイご飯作りでした。

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