春、野草の力をいただいて

2019/3/20

お散歩をしていると風や土から春の香りが~。
つくしやたんぽぽの可愛さに誘われて、だんだんと摘み草探しになりました。

左からたんぽぽ、つくし、よもぎ、のびる

よもぎ、のかんぞう、からすのえんどう、
せり、おおいぬのふぐり、スイバ

左が西洋タンポポ
右が日本タンポポ

どちらも食べられます。

葉っぱはきれいに洗ってちぎり、花びらも洗ってほぐして、生のままサラダに。

プチプチ感の穀物キヌア(ゆでる)を添えて自然派Style玉ねぎドレッシングをかければワイルドな「たんぽぽサラダ」のできあがり

たんぽぽの根っこはノンカフェインのタンポポコーヒーに。

根っこをきれいに洗って、干して、ミルサーで粉砕して、弱火でコーヒー位の色まで乾煎りしたら出来上がり。

お水で煮だしてから、濾して飲みます。
昔から母乳の出が悪いひと、カフェインの飲めないひとや冷え性のひとに飲まれています~。

寄り添うつくし

3月初め、つくし2本だけを発見!
お味噌汁に。
ほろ苦くて美味しい。

左側のような、傘が開いてないものを摘んで下さいね。
はかま取りをして、卵とじや、炒め物、みそ汁に。

同じく、ほろ苦いふきのとう。
春の香りがたまらない。

つぼみは、てんぷらに、開いたものは、ふき味噌に。

●ふき味噌

ふきのつぼみを細かく刻んで、油でいため、ふきと同量位の味噌と、少量の酒、みりん(好みで砂糖)を混ぜたものを入れ、弱火にして炒め煮る。

ごはんのおともや、おむすびに最高です!

開いたふきのとう

ゆきのした

1年中いつでも採れますが、我が家は春、てんぷらにします。
生の絞り汁にもたくさんの薬効成分が~

摘み草とてんぷら

赤い色は椿のお花のてんぷらです。

はこべ

はこべのジェノベーゼソース風パスタ

ミキサーに、洗った生のはこべ100gをざく切りにしたもの、松の実20g(クルミでも)、にんにく1かけ、オリーブオイル100gと塩コショウを適量いれ、ソースを作る。

茹で上がったパスタに絡める。

野草で気をつけること
1.トリカブトや水仙など毒草もあるので、知る人と一緒に摘みましょう。
2.犬の散歩道などは避けて、除草剤がかかっていない場所で摘みましょう。
3.シュウ酸の多いスイバやギシギシなどはあく抜きしましょう。
4.春の野草はカラダを整える良い成分も多いけれど、一度にたくさん食べ過ぎないように。

年に数回、野草を摘んでお料理をしていただきますが、そのたびに自然に感謝し、食と深く関わる環境の大切さを感じます。
この自然をいつまでも子どもたちに残したいと思います。
コープ自然派の環境を守る取組に賛同し、一人でも同じ気持ちの人が増えますように。

もうすこしすると、ぜんまい、こごみ、タケノコなど、ますます春爛漫。

環境にやさしい竹皮にお弁当を詰めてお花見に行きたいですね

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