第5次中期計画

コープ自然派兵庫の理念】
「田んぼから食卓へ いのちをつなげよう」

   

◆第5次中期計画のイメージ図

私たちはともに気づき、考え、行動することを大切にし、
食や暮らしの安全・安心を守る‘わ(輪・和)’を拡げます。

第5次中期計画スローガン
 選ぶことで未来を変える

<ビジョン未来>
協同組合(コモン)という仕組みを使って、全ての人が安心して暮らせる平和な社会を目指します
・すべての人が大切にされる社会の実現に向けて、多様な人々との共生などを実感、理解する場を作ります。
・未来の担い手である子どもたちが健やかに育つように、貧困格差、人権など子どもたちに関わる問題に取り組みます。
・平等で争いのない社会を目指し、政治や憲法、平和に関わる活動を推進し、より多くの人が関心をもつ取り組みをすすめます。
・持続可能な社会を実現していくため、民主的で相互扶助による協同組合の価値を広く伝えます。
・生協やコープ自然派のDNAを次世代に引き継ぐため、歴史や理念を伝えていきます。

<ビジョン環境>
人、自然が調和した持続可能なくらしと社会づくりを目指します
・福島原発事故を忘れず、原発のない社会を目指します。
・脱プラスチック、省資源に向けた仕組みづくりや、くらしの見直しをすすめます。
・気候危機に対応すべく、脱炭素社会に向けて石炭火力発電に反対し、再生可能エネルギーの選択、省エネ、省資源に取り組みます。
・生態系、生物多様性を守るために、環境に負荷をかけない循環型社会を目指します。
・私たちのくらしに深く関わる自然の素晴らしさや大切さに気付くための学びや体験の機会を作ります。

<食と農>
つくり手とともに持続可能な食と農の大切さを学び、広げていきます
・私たちの健康を脅かす遺伝子操作食品や農薬などに反対し、生物多様性を守るため有機農業を推進します。
・誰もが有機農産物を食べる事ができる社会を目指し、国産オーガニック給食の実現に向けて取り組みます。
・有機農業者を支え増やすため、栽培技術講習や組合員との交流の場をつくります。
・ほんものの食やそれを支える農業の大切さを伝えるため、田んぼの楽校などの食育、農育活動を充実させ
ます。
・アグロエコロジーを地域に拡げるため、活動やネットワークづくりをすすめます。
*アグロエコロジーとは“agro”(農業)と“ecology”(生態学)の2語を合わせた造語で、直訳すると「農業生態学」といい、環境面だけではなく多様性、生産者と消費者の主体性の向上を目指すものである。

<ビジョン地域と福祉>
生協の強みを活かし「ふだんのくらしのしあわせ」を享受できる地域づくりに貢献していきます
・コープ自然派の資源(人材、施設、ネットワーク、設備ノウハウ等)を活用し、地域のために役立てます。
・地域の福祉向上に貢献するため、社会福祉法人の設立を目指します。
・貧困や格差の現状を直視し、他団体や地域と連携した取り組みをすすめます。
・幅広い年代の知恵や知識を活かしたくらしを支え合う仕組みづくりに向けた取り組みをすすめます。
・新たに設けた拠点「めぐる」をよりよいくらしや地域づくりに活用します。

ビジョン商品政策>
持続可能なくらしや社会づくりを前提とした商品づくりを組合員とともにすすめていきます
・日本の農業を守り、国産自給率向上を目指した「自然派Style」の魅力を発信し、ブランド力を高めます。
・食の安全に関する知りえた情報を全て公開し、組合員が選択できる環境を作ります。
・組合員の声に耳を傾け、多様なくらしに対応した商品や利用しやすい仕組みを作ります。
・環境負荷低減につながる循環型の農畜水産を応援し、容器、包材のリユースやリサイクルに組合員と共に
取り組みます。
・生産者と組合員が顔の見える関係の中で想いを共有し、未来につながる商品づくりを行います。

ビジョン組織運営>
地域に根差した生協を目指すため、組合員と職員の連携協働を強めます
・くらしに役立ち、地域を支える協同組合や循環型、持続可能な社会を目指す取り組みを積極的に発信します。
・コープ自然派の理念を継承し、一人ひとりの個性を活かしながら、地域で役割を果たせる人財をつくります。
・理念や取り組みに共感と関心を持つ人の輪を広げるため、生協との接点を増やします。
・より多くの組合員がかかわりをもち、コープ自然派の運営に参加、参画できる機会を増やします。
・事業と活動の連携を深めるとともに、新たな組織運営の在り方として、組合員と連携したワーカーズコープ
をつくります。