お知らせ

生活協同組合コープ自然派兵庫 第21回通常総代会終了のご報告

2023.7.3

2023年6月23日に開催されました「生活協同組合コープ自然派兵庫 第21回通常総代会」が終了いたしました。
第1号議案から第4号議案まで、すべての議案が可決・承認されました。

(総代定数247名、議長に選任された2名を除く本人出席67名、委任出席0名、書面議決出席161名の合計228名)

議案の採決状況

第1号議案 2022年度事業活動報告、決算報告、剰余金処分案及び監査報告承認の件
 過半数以上の賛成により原案通り可決決定しました。(反対0票・保留7票)

第2号議案 2023年度事業活動方針、予算案及び、役員報酬決定の件
 過半数以上の賛成により原案通り可決決定しました。(反対1票・保留7票)

第3号議案 役員選任の件
過半数以上の賛成により原案通り可決決定しました。(反対0票・保留7票)
 上記の可決決定により下記2名が役員に選出され、就任を承諾しました。
 ≪理事≫金井塚美根、田中みき

第4号議案 定款の一部変更の件
 2/3以上の賛成により原案通り可決決定しました。(反対0票・保留6票)

特別決議 拍手で承認されました。

特別決議
 原発事故を忘れない
原発原発推進のGX束ね法案に反対します

12年前、福島原発事故が起き、私たちはいのちと環境を一瞬で脅かす原発に反対の決議をし、「原発のない社会」を目指しています。今も原子力非常事態宣言が出されたまま、3万人を超える人々が故郷に帰れず避難を強いられ、事故処理の目処すらたっていません。

政府は5月31日にGX束ね法案*を参議院で可決しました。12年前の福島原発事故がなかったかのような、原発推進の大転換です。
原発は、稼働時にCO2を出さないだけで、ウラン製造や使用済み核燃料の処理に膨大な電気を使用等、温暖化防止に寄与していません。
十分な審議がされないまま推し進める行為は、国のあり方が問われます。

老朽原発の60年を超える運転が可能となり、一旦事故が起きれば誰も止めることができない、そして元に戻すこともできません。

そのことを今一度肝に銘じ、子どもたちの未来のために「GX束ね法案」に強く反対し、抗議します。

*GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法案は「束ね法案」
原子力基本法、電気事業法、再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する再エネ特措法、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する原子炉等規制法、原子力発電における使用済燃料の再処理等の実施に関する再処理法の改正が「束ね」られた法案。

2023年6月23日
生活協同組合コープ自然派兵庫
第21回通常総代会