組合員活動報告

兵庫区南部の戦跡めぐりをしよう!

□開催日:2021年8月4日(水)
□主催:ビジョン平和 
□会場:JR兵庫駅~地下鉄和田岬駅までの兵庫区南部の各地

8月、誰もが「戦争」を考え、より命を尊ぶこの時期に、神戸空襲で最も被害の大きかった兵庫区南部の戦跡めぐりを行いました。兵庫図書館戦災資料室からスタートし、橋が黒焦げたままの大輪田橋、三石神社の焼夷弾でかけた石灯籠など7カ所を巡り、何気なく歩いていた街に多くの戦争跡があることを学びました。一つ一つに語り継がれたエピソードを、神戸空襲を記録する会の小城さんに聞かせて頂きました。暑くて大変でしたが、真剣に話を聞き、想像を巡らせ二度と戦争をしてはいけない、憲法を守っていく必要があると強く感じました。被ばく76年、被爆体験を直接聞く機会はどんどん減っていますが、戦跡や記録は様々な方の努力で色濃く残っています。私たち大人は子どもに語り継ぐ使命があります。また、日本は核禁止条約に参加していません、唯一の被爆国としての役割があると思います。禁止から廃絶へ、子どもたちに平和な世界を残していけるよう行動したいものです。

<アンケートから抜粋>
・戦争の跡地を実際に回ることで実感し、戦争について考えることができました。

・8月が近づくと、子どもたちにテレビ(広島・長崎)を見せていましたが、生まれた神戸で空襲があったことはわかっているけど、どうだったのかは知らないので、自分の足で歩いて感じてほしいなと思い参加した。