組合員活動報告

「タネは誰のもの」上映会

2022.9.13

「タネは誰のもの」上映会を終えて 私たちこうべっこ給食チームは子育て真っ最中のママたち6人のグループです。私たちは妊娠、出産、子育てを経験し、子どもたちの食の安全を守り、安心できる食事を子どもに提供していきたい、そんな共通の想いを持ち活動をしています。
今回の上映会には高橋ひでのり議員も参加をして下さり、初めのご挨拶も承ることができました。お話の中では、神戸市は政令都市ということもあり人口も多いため給食の中身を変えて行くのは非常に難しい。しかし、今日本国全体としても海外からの輸入に頼ることなく、地元の地産地消の食材を使っていくという方向に舵を取っているため神戸市もこれには大賛成している。だからこそ、私たち個々人が学校や、栄養士さん、校長先生方など身近な学校関係者との関りを積極的に持ち、声をあげていくことが大切なのでは?という力強いお言葉を頂戴致しました。高橋議員、お忙しい中お時間を割いて頂きまして本当にありがとうございました!
食料自給率が37%という低さの日本では、ほとんどの食材を海外からの輸入食品に頼っています。世界中で食料危機が心配される中、自国の農家にもっと手厚い保証があっても良いはずが、むしろ食料自給率を下げるような改定、一部のグローバル企業に日本の食卓を牛耳られるのではないか?そんな危機感を持たせるような内容で、非常に難しい内容でもありました。同じ農業従事者の方であってもその方の立場や状況によっては、種苗法に対して肯定的な意見を持つ人もおり、必ずしも種子法には絶対反対する!というように偏った意見だけで映画がまとめられておらず、より多角的に真実に迫っている場面が印象に残りました。
上映後の交流会では神戸市だけではなく、兵庫県の様々な市から参加して下さり、そのほとんどの方が口に入れるものは生きることに直結しており、そこに投資することに何の躊躇もない、と話されているのを受け、こうべっこ給食チームの今後の活動にも希望が持てる時間にもなりました。