組合員活動報告

もうすぐバレンタイン!チョコから学ぶフェアトレード

□開催日:2021年2月1日(月) 
□主催:Fブロック 
□会場:オンライン(zoom)

今回、第三世界ショップの平田さんを講師にお迎えし、フェアトレードチョコレートについて学習会を行いました。
第三世界ショップは、貧困とそれによりもたらされる世界の諸問題を解決しようとフェアトレード事業を開始。主にオーガニックのコーヒー・紅茶・チョコレート・ドライフルーツ・ナッツなど、原材料・製法にこだわった食品を販売されています。

フェアトレードチョコレート”とは?
途上国で作られた作物や製品を適正な価格で生産者から直接購入し継続的に取引することで、生産者の生活向上を支援し、貧困問題解決の糸口となるチョコレートです。基準は大きく分けて、「経済」「社会」「環境」の3つの柱から成り立っています。代表的なラベル5つを例に説明していただき、今後の買い物で選択肢の一つにします!という声が多数聞こえてきました。
今回参加者のみなさんに購入していただいたチョコレートは、有機栽培で作られたドミニカ共和国のカカオ、パラグアイの粗糖、添加物は一切使わない作る人にも食べる人にも健康に良いチョコレート。素材の一つ一つが丁寧に作られていることは大切なポイントでもあり、これらはスイスで生産され、共同事業として国力をあげるプロジェクトの一環にもなっている。第三世界ショップでは、顔の見える関係をより大切にしフェアトレードラベル(認証)よりも進んだ取り組みをされている。
欧州では手に入りやすいフェアトレード商品ですが、日本は先進国の中でも関心が低く、経済規模は世界市場の1パーセント程度が現状です。学習会では4つのグループに別れ各テーマ毎にシェアタイムを設け、フェアトレードチョコレートについて、様々な意見交換をしました。フェアトレードにより生産者の方々の自信と意欲向上に繋がっているということを知り、物を買うときは進んで選択していきます。また、周りの知人や友人にも伝えていきたいと思います。