～映画でも話題になった『新聞記者』の原案著者～望月衣塑子（もちづきいそこ）氏　講演会

◇開催日：2021年2月27日
◇主　催：理事会（食べること）
◇場　所：①キャンパスプラザ京都　　　　
　　　　　②ZOOM（ウェビナー）

新聞記者としての取材や経験、内閣官房長官定例記者会見での体験や憤り、そして既存のジャーナリズムへの疑問をベースに真実を知ることや求めることについてのご自分の立ち位置や方向を定めてゆく過程などから、この一年の政治の動きを追って解説してくださいました。さまざまな、忘れてはいけない問題がいつの間にか自分の中で小さくなってしまっていることに気づく機会となりました。
また、オリンピック委員会での差別発言について、オンラインを活用して署名活動が行われたことや若い方たちの政治への関心はけして低くないこと、また、弱い立場の方たちの問題など、常に現場での取材に徹していらっしゃる方の視点から社会を感じることができました。ほんとうにお話が尽きず、どのお話ももっと詳しく語っていただきたいと思う内容で、時間が限られてしまったことは残念でしたが、たくさんのパワーをいただきました。
“何事も「微力ではあるが無力ではない」”私たちも前に進む勇気を持ちたいと思える講演会でした。