活動レポート

メディアリテラシーについて考えてみよう

2020.7.31

■開催日:7月31日(木)
■場所:オンライン(ZOOM)
■主催:オリーブの木

☆メディアリテラシーって、何?
メディア・リテラシーとは、民主主義社会におけるメディアの機能を理解するとともにあらゆる形態のメディア・メッセージへアクセスし、批判的に分析評価し、創造的に自己表現し、それによって市民社会に参加し、異文化を超えて対話し、行動する能力。メディアリテラシーは、社会におけるメディアの役割の理解を構築するとともに探求に必須のスキルであり、『民主主義社会における市民の自己表現に不可欠なものである』とのことです。
 台湾で反原発デモの様子がニュース番組で中継されている映像を見せていただきました。各局で報道され、デモの集合場所や時間がテロップに流れるのでライブ中継を見てデモに参加される方もいるそうです。若い人も多く、家族で赤ちゃんや小さい子も一緒に楽しそうです。キャスターは、事実を伝えるだけで、基本コメンテーターもいないとのこと。「日本はあるがままを放送しているように見えるけれど、コメンテーターが意見を言うことで視聴者の考え方の方向を操作しているように感じました。」というご意見がありました。
 韓国もパク・クネ大統領の時は、メディアが抑えられていたけれど、セウォール号事件の後にストライキがあったり、視聴者もおかしな報道には抗議をするようになったことで、メディア側が変わってきているそうです。フィンランドでは、メディアリテラシー教育が初・中等教育にカリキュラムとして組み込まれているそうです。
 フクシマ原発事故の後、福島県内から避難された方が「福島で報道されていることと大阪で報道されていることが、全然違う。」海外メディアを見られる方が「日本国内で報道されていることと海外で報道されていることが全然違う。」と仰られていたことが、ずっと頭にあります。今、情報の多くをメディアから得ている人が多いのではないでしょうか。講師の上前さんは、「お金の流れを考えてみること。メディアを変えないと!視聴者が声をあげないと!日本は、社会的なことに手を挙げる人が反社会的な人だとレッテルを貼られてしまう国。多数決が民主主義だと思いこまされている。声にならない声を拾うこと。とことんまで話し合い全員が納得できるまで意見をすり合わせることが民主主義ではないでしょうか。」と話されていました。