組合員活動報告

藤原ひろのぶさんのお話会

■開催日:11月8日
■場 所:北コミュニティーセンター ISTAはばたき
■主 催:tenTEN

コロナ禍の中ですが、今回たくさんの方々にご参加いただきました。2時間半ほどの講演会でしたが、内容が濃くあっという間の時間でした。ざっくりまとめますと「地球上のすべての問題は自分たちの内側から出ている問題である。私たちは何ができるのか」という投げかけ、地球の裏側で起きている貧困の実態も含めお話してくださいました。たくさんのキーワードが出てきましたが、私の中で残った言葉は「二項対立」「沈黙は容認」「同調=従う」「主義主張と思考停止」です。例えば「二項対立」に関しては、良いor悪いで判断し、そこからどうすればいいかを考えず思考停止状態になっていること。
自分の無知さ、何事も他人事ではなく、自分から始まっているのだということ(何不自由ない私たちの生活は、貧困の方たちの労働によって成り立っているということ)。同じ地球上に犠牲になっている子どもたちがたくさんいるということ。自分自身の知らず知らずの選択がどこかに繋がっていくことに、毎日をただなんとなく過ごすのではなく、日々の行動ひとつひとつに意識・意思をもって「選択」しながら生活していきたいと感じました。また、ひろのぶさんのお話会でとっても良かったなと感じたのは「無知は罪ではない」ということ。知らなくて当たり前。知った時にどう行動するか。行動しないと何も起こらない。
何かを否定する言い方ではなく、みんなが聞きやすく受け入れやすくお話してくださったのがとても印象に残りました。
子どもたちの未来のために、地球環境のために、日々できることはたくさんあります。少しでも多くの方に聞いていただきたいお話会でした。今回ご参加くださった方々、ありがとうございました。