組合員活動報告

あらためて、生協ってなんなん?学習会

■開催日:2022年9月8日
■場 所:コープ自然派奈良会議室&オンライン
■主 催:理事会(つながる)

いま、民主主義がおろそかにされたり、誰かを排斥するようなことが多く起こっているように感じます。そんな中で協同組合の価値、生協の素晴らしさを再確認したいと開催しました。講師の青木美紗先生は、奈良女子大学で食料農業経済と協同組合論を研究されています。
協同組合は、共通の目標をもった人たちによる「非営利」の組織です。
・組合員が出資、運営、利用するという三位一体
・1人1票という民主制
・ボトムアップとネットワーク(連帯)
・事業を通して望む社会を楽しくつくる(市民運動) という特徴があります。
協同組合はその仕組み上、地域の中で経済を循環することができます。これはグローバル化の反対です。「グローバル化」とは、世界の経済的画一化を言い、多様な世界が共存する「インターナショナル化」とは全く違う概念になります。生協は地域の中でものやサービスが循環することで、ローカルでスモールな豊かさを実現しようとする運動です。
また、協同組合は多様な組合員の意見をもとに運営するため、他者への配慮が必要だったり、おかしいと思ったことはブレーキをかけることができます。みんなで学習して知識を共有し、自分たちにできる事業や活動を話し合い、組合員や市民に広げることで望む社会をつくろうとする運動です。
そんなすてきな組織に関わる組合員として、他者を尊重し、優しさを忘れずに、
地域に必要とされる活動を増やしてみませんか? 
学習会の録画をYouTubeで公開しましたので、ぜひご覧ください。
「あらためて、生協ってなんなん?」学習会 – YouTube