お知らせ

第22回 通常総代会報告

2020.7.13

6月26日(金)、本部茨木センター活動室で第22回通常総代会を開催しました。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、全国の多くの生協と同じく昼食や交流会を行なわず、書面議決書中心の異例の総代会となりました。

5つの議案が提案・審議され、すべての議案が賛成多数で承認されました。 2020年度は新型コロナウイルスの影響で先行きが見通しにくい状況ですが、事業・活動それぞれで現在の状況に適応したやり方を試行しコープ自然派おおさかのビジョン実現をめざします。

2019年度の実績

2020年度の計画

第22回通常総代会で承認された議案

  • 第1号議案 2019年度事業・活動報告承認の件
  • 第2号議案 2019年度決算報告、剰余金処分案及び監査報告の件
  • 第3号議案 20220年度活動方針、事業計画及び役員報酬承認の件
  • 第4号議案 規約・規則変更の件
  • 第5号議案 役員補充の件

2020年度役員

理事長:上野恵美  副理事長:中村三才子・福本真佐  専務理事:西村明彦

常任理事:奥村由香・清水直子白仁田万貴  常勤理事:岡田昭典(新任)

理  事:枝元雅子・大西真由美・川合厚平(員外)・日下部典子・酒井律子・坂口加奈子・相良淳子・芝野絢子・松村嘉奈子・八鍬真知子・薮崎喜子

監  事:小豆畑美和子・東麻美・辰巳千嘉子・向井幸恵

(退任役員) 理事:金沢真澄・新元孝一(3/31付)

~コープ自然派おおさかのアピール2020~

新型コロナウイルスの感染拡大は驚くほど短期間で私たちのくらしを一変させました。人の動きが止まり、見たことのない風景が現実のものとなっています。

未知の感染症が発生し、短期間でパンデミックに至った大きな原因の一つは、グローバル経済であり、その点から見れば人災といえます。

木材資源のための東南アジアの森林破壊。ファストフードの牛肉生産のためのアマゾンの熱帯雨林の伐採。発展途上国の低賃金労働によって生み出されるファストファッション等々。便利で安価な暮らしは、まさにグローバル経済、肥大した消費社会の象徴です。

国内に目を向けてみると、福島第一原発事故から9年が経過し、未だ4万人以上の人びとが避難生活を余儀なくされています。沖縄の基地問題、格差や貧困の拡大、説明責任の放棄などの問題をみても、現政権が国民に寄り添い、生活者の立場に立った施策を講じているとは到底言えませんが、この政権を選んでいるのは私たち国民です。そのことをしっかり受け止め、今一度自分たちのあり方を見つめ直し、本来の民主主義を取り戻す努力が求められています。

運命共同体である世界に目を向けながら、物言わぬ国民の一人にならないように、声をあげることが大切です。この苦境に何ができるのか考え変革するチャンスとし希望を持って行動を続けましょう。

今生きている生き物すべてのいのち、未来のいのちを守っていきましょう。

自分のため、世界中のみんなのため、一人ひとりが行動しましょう。

2020年6月26日

生活協同組合コープ自然派おおさか

第22回通常総代会