組合員活動報告

7/2 自然派シネマ@からふる ちいさな上映会「ポバティ・インク」

2022.9.5

[報告] ■自然派シネマ

正しい支援のあり方とは?途上国とどう向き合うべきなのか?ハイチやアフリカを主な舞台に、“支援される側”の人たち、20ヶ国で200人以上の人たちの生の声を伝えるドキュメンタリー。
アメリカ合衆国元大統領クリントンがハイチへの支援の失敗を認めた所から映画は始まった。援助は一見、良さそうに思えるが、与えられた国の自立と尊厳を損なう。むしろ、援助する側の人たちの利権になってしまっていること。『ポバティ・インク(貧困株式会社)』の皮肉が効いている。巨大なマネーに群がる人たちの闇を垣間見るような映画だった。貧困、格差の解消は対等な貿易、大人への教育といわれていたが、違うと思った。他国への敬意を忘れていると思った。まずは、私たちが、自分のする寄付の行方を知ることだと思う。

<参加者の声> 一部抜粋

・寄付はいいことだと思っていたけど、その国の人の生きる力をうばうものでもあると知っておどろいた。
・色々考えさせられる上映会でした。援助や支援が自立を奪っている現実に驚きました。
・貧困の根本的な原因を知ることが大事。貧困ビジネスについてもっと知りたいと思った。映画に出できた本を読みたいと思った。(英語だと読めないけど)まず知ることが大事だと思った。
・被災地域や発展途上国への援助がトータルの構造として、援助する側の一部の人たちの利権になってしまってる=「ポバティ・インク(貧困株式会社)」という切り込み方(視点)はおもしろかった。
・とても勉強になりました!知らなかった現実。必要なとき、時と場合に合わせて、臨機応変に活動しなければ。
・とても興味のある内容の映画であり、実際に観ると想像以上の真実や背景があると分かった。今回のようなテーマの企画があれば、また参加してみたい。