組合員活動報告

2021/9/8 「ルンルン♪ゴミの日!!キエーロでエコでクリーンな生活」実演会

2021.9.10

■おおさか南ブロック

会社員としてバリバリと仕事をしていた上野さんは、育休中にコロナ禍となり、自宅やご近所の家庭ごみの急増に気づきました。同時に温暖化問題、環境問題を目のあたりにすることで、何かしなければ!といてもいられず、公園のゴミ拾いを始めました。そこから、お知り合いのSNSからキエーロを知り、これだ!と考案者の方と交流しながら自宅で研究を始めました。

世界のナチュラリストの動画や日本のゴミの現状を知った後に、キエーロの成り立ち、製作方法を学びました。キエーロは黒土にいるバクテリア(菌ちゃん)が生ごみを水と酸素に分解するものです。信じられませんが、土の量は増えません。腐ったもの、油も入れることができます。実演でプラスチックケースに黒土を入れ、土に穴を掘り、生ゴミを入れ、細かくスコップで砕きます。周りの土とは混ぜません。説明書には泥だんご位の柔らかさにすると書かれていますが、実際にその泥だんごを見ることで、よりわかりやすく理解できました。その上に乾いた黒土を5㎝かぶせます。するとゴミ臭がなくなるのです。あとは分解されるのを待つだけ。自然の力に驚き感動します。わざわざエネルギーを使わずとも、自然に委ねるだけで循環してくれるのです。子ども達も手伝ってくれて、親子でキエーロを育てていく未来の姿が見えました。質疑応答では質問が多く出て、皆さんの熱意が感じられました。小さなことからコツコツと、できることから始めてみようと背中を一歩押してくれた講座でした。

<参加者アンケート> ※一部抜粋

・キエーロを実践する事でゴミ及び生活が画期的に変わると思います
・毎日たくさん出る生ゴミ、竹パウダー生ごみ堆肥作りをしていますが、キエーロで土づくりをやってみたいと思います
・自身でコンポスト(バケツ・ピートモス・くん炭)を作成したところ、虫がわいて断念したのですが、再チャレンジしたいと思った時にWAを見て参加しました。上の土を乾かしておくこと、土の湿り具合、生ゴミとその部分の土をしっかり密着させることなど自身の問題点がわかったのですぐに再チャレンジしようと思います。
・実践・体験型イベント、これからも参加したいです
・早速、庭で取り掛かろうと思えました
・コンポストで虫がわいてしまいチャレンジをためらっていましたが、詳しく教えてもらい、もう一度やってみようと思えました
・ゴミも減らせそうだし、家庭菜園にも使えそうで楽しみです
・実際の物を見ることができ、とてもわかりやすく、やってみようと思いました
・ゴミの事実の話もあったので(日本の酷さにビックリ)興味がない人でも取り組んでみようと思える人がたくさんいそうなので、もっといっぱい開催して頂きたいです