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2006年にコウノトリの郷、兵庫県豊岡市にコープ自然派の役職員が集まり「田んぼの生きもの調査」を実施、生きものを育む取組や有機農業の意義や魅力を知りました。その後、取組を継続する中で、徳島の田んぼにナベヅルやコウノトリが数多く飛来するようになりました。2010年、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が愛知県で開催され、日本のアニマルウェルフェア(AW)取組が遅れていることを知り、生産者に取組を呼びかけました。
その中で、産直自然豚を生産している七星食品がAWの取組を本格的に開始。まさに社運をかけた設備投資を行い、2019年にAW対応の繁殖農場が完成しました。繁殖から肥育までアニマルウェルフェアに対応した農場には、ヨーロッパからの視察団も感心し、数時間黙って見ていたとのこと。
コープ自然派では生きものに配慮した取組、AW推進を重点課題としています。しかし取組を継続・発展させるためには、さらなる利用促進や部位バランスにも配慮することが重要です。AW自然豚の革製品もこうした背景から商品化されました。
組合員の皆さん、産直自然豚の取組を利用することで応援してください。そして日本のアニマルウェルフェアをひろげていくために、お友達をご紹介ください。
公開:2021年9月6日
商品案内25号[2021年9月4回]掲載