• 有機・オーガニック

中庭Farmersは信州の5軒の農家が集って活動する大人気の生産者グループです。

信州の厳しい冬の間に畑の土壌分析を行い、それに基づいて土づくりをしています。これから高原である信州の野菜が旬を迎えます。新鮮でみずみずしい野菜をぜひ食べてください。

のらくら農場 萩原紀行さん

標高1000m、八ヶ岳の北斜面の自然豊かな場所に畑があります。50〜60種類の多品目を生産しています。栽培に対して誠実に、自分たちがおいしくないと思ったら出荷しないという方針を大事にしてます。

やみつきケール

茎が曲がると虫が来てしまうので、一株づつ直立に植えます。植える時も気を付けるし、植えてからも気を付けるし、ケアは大変です。

やみつきケールのえぐみはほとんどありません。通常のケールと比べて抗酸化力が4倍もあります。

  

のらくらのまかないでは、疲れ切ってるときはとりあえずケールぶっこんどけって言います。栄養価が高く、スーパーフードなので、食べていただけたらうれしいです。

 おすすめの食べ方  
ケールチャーハン

①刻んだケールをひき肉と炒めます。
②あらかじめ作っておいた炒り卵と、ご飯を投入し、塩コショウで味付けます。
そうすれば栄養ばっちりのケールチャーハンが完成します。

小かぶ

小かぶは、のらくら農場の女子に大人気です。きめ細かく、ちょっと熟した柿みたいな食感をねらって作っています。

  

甘みがあり、ほんとうにフルーツみたいなのでお子さんがよろこんでくれたらうれしいです。

 おすすめの食べ方  
小かぶのニンニク醤油炒め

①くし切りにした小かぶに、ニンニク・ショウガをすりおろして混ぜた醤油をさっとからめます。
②片栗粉をまぶして、フライパンで焼き揚げます。

  

アツアツを召し上がってください。超ジューシーです。

さかまき農園 坂巻秀高さん

畑は信州北八ヶ岳標高約900mに位置します。微生物のチカラを借りて土中に作物の根っこをしっかり張らせ、栄養をしっかり吸収したおいしい野菜を作りたいと思っています。自分たちも食べるのが好き。自分たちがおいしいと思える野菜を届けたいと思っています。

ミニ大根

この辺の大根の旬は6月〜7月です。春の大根はやわらかさが違います。包丁に吸い付くようにスーって入っていく。

  

大根は暑い時期を過ぎると辛みを出すんですが、この時期はだんだん暑くなっていくので、辛みも少なく、みずみずしさが頂点になったところで食べられます。

 おすすめの食べ方  
ミニ大根の塩漬け

初夏の大根は、みずみずしく火の通りが早く、加熱により柔らかさと甘みが引き立ちます。暑さによるストレスが少ないため辛味が少ないので、シャキシャキのサラダ、おろしにも向いています。

  

葉も柔らかくみずみずしいので、湯通し無く、みじん切りにして一晩塩で漬け、お好みでシラスやゴマと共に菜飯に。

サラダスナップえんどう

早春のまだ寒い3月から作ります。高原の涼しさを活かしつつ、暖かさで大きくなって、みずみずしく育ちます。寒暖差で、夜温が下がることによって、野菜の甘みが増します。食卓に出すと子どもたちの取り合いがはじまります。

 おすすめの食べ方  
スナップエンドウの塩茹で

シンプルに塩茹でや焼くだけで豆の甘みを味わってください。塩の濃度は3%で茹でて氷水にさらすと色と食感が良くなります。

いそベジ農場 礒辺和明さん

農業をはじめたのは、野菜を売る仕事をしていたことがきっかけです。野菜は作った人によって味がちがう。肥料のバランスやタイミングによって味が変わる。ぼくが作ったら、ぼくの味がある。すごくおもしろいと思って農業をやりたいと思いました。

ミニ白菜

生で食べておいしくて、炒めたり煮たりしてもおいしいオールラウンドな野菜です。苦みもないし、たくさんバクバク食べられます。

  

寒暖差がちょうど良いので、みずみずしく育っています。無農薬で作るのって手間がかかるし、虫が来ないように努力をしないと作れない。畑のことも想いをはせてもらえればうれしいです。

 おすすめの食べ方  
ミニ白菜のひき肉炒め

①ミニ白菜1個を千切りにする。

②油ににんにくのみじん切りを入れ、香りが出てきたらひき肉を50g投入。

③ひき肉の色が変わってきたらミニ白菜を加えて、塩を適量。

④蓋をして少し蒸す感じで炒める。

ミニ白菜は旨みが強いので、塩とひき肉の味だけで味が決まります。

はたけや農場 宮嶋達也さん

ぼくの畑は標高約750mから900mに位置しています。春の野菜は厳しい冬から春に向かって芽吹いてきます。その時期は畑がキラキラ輝いている感じがします。ぼくたちも冬は農作業を休んでいる分、春の一番最初の植物ってわくわくしています。わくわくをいっしょに感じてもらえたらうれしいです。

アフリカのセネガルへ青年海外協力隊で行ったのをきっかけに、農業の道に入りました!

美味タス

食感だけじゃなくて旨みもあります。葉の厚みも一般より厚く食べ応えもアリ。ちょっと火を通して食べるのがいちばん旨みを感じられます。

  
今の時期はまだ霜が降りる時期で、日照時間もあり、日中の温度も上がる。寒暖差ですごく元気に育ちます。野菜が栄養分をしっかり吸えるように、肥料設計をして土づくりをしています。

 おすすめの食べ方  
美味タスのごま和え

シャキシャキのサラダに飽きたら、湯通しレタスをお試しあれ。

  

我が家ではさっと湯がいて、ごま油・醤油・酢・ゴマで和えるのみ。あっと言う間に1玉食べちゃいます。

だいじの農作地 進藤大治さん・幸子さん

標高1000mの畑で、小松菜、春菊、菜花などを出荷しています。BLOF(生態系調和型農業)理論をもとに、季節ごとに施肥や作付けを微妙に変えた農業を心がけています。

進藤大治さん進藤幸子さん
のらくら農場で、約12年間働かせてもらっていました。のらくら農場の奥さんが私の実の姉でして、農作業のお手伝いをしているうちに、自身も農業にどっぷりの生活となっていた次第です。農業の経験は全くありませんでしたが、夫が農業を始め疲れ切っている姿を見て私にできることがあるなら!と思い手伝い始めたのがきっかけで農業を始めました。現在は2歳前の子育てとの両立にめまぐるしいですが癒されながら頑張っています。

  

有機小松菜

旨みと甘みを引き出せるように、土壌分析、太陽熱養生、有用微生物、土壌団粒、ミネラルバランスなど、日々努力をしています。

 おすすめの食べ方  
豚バラ炒め

小松菜と豚バラの油との相性が抜群で、小松菜たっぷりで作っていただくと、汁までおいしく召し上がれます!


公開:2025年6月2日
商品案内12号[2025年6月3回]掲載

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