大切なお正月のお雑煮に、味わってほしい白味噌!

原料や製法など、大切にしているのは、こうじを大豆よりも8割多く配合することです!こうじの甘みを引き出すため、塩分は約7%に抑えています。味噌の元となるこうじ作りは、酵母・酵素・菌が力強く生きるために丁寧に行います。いつも、これで大丈夫?と問いかけています。いつも作っているけど、いつも難しいと感じています。

  
2年前、コロナがまだ未知の時に、組合員さんから電話をいただきました。それは90歳近いご高齢の女性からでした。突然、「ありがとう。」と。「この白味噌を食べて、昔の楽しい、懐かしい事を沢山、沢山思い出させてくれてありがとう。」と。その時は本当に嬉しくて。こちらも「ありがとうございます!」とお返事しました。

  
食べることって大切だけど、そこには色々なシーンがあります。そこにうちの白味噌が、思い出やこれからの思い出作りに携わっていける様に、これからも大切に大切に作り続けたいと思います。

  

濱醤油醸造場 濱眞理子

  

正月にお雑煮を食べるのはなぜ?
  
お雑煮の歴史は古く、平安時代から食べられていたようです。お雑煮の具材や味付けは地方によって異なりますが、一つだけ欠かせないのがお餅。正月に年神様(正月にやってくる神様)をお迎えするために、前年に収穫したお米から作った餅をお供えし、そのお下がりとしてお雑煮をいただくということから始まったといわれています。
  
昔の人は、昨年の農作物の収穫が無事であったことに感謝し、新年の豊作や家内安全を祈りながらお雑煮を食べていたようです。

手作り白味噌

  

「自然派Styleツルをよぶお米(省農薬)」を使った白味噌。あっさりしていながら、糀の程よい甘み、コクがあります。

公開:2022年12月5日
商品案内38号[2022年12月3回]掲載

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