組合員活動報告

脱プラスティック&災害時にも役立つふろしき講座

■開催日:10月24日(土)
■場 所:阿伽陀屋若林亭
■主 催:みらい委員会

菅首相が所信表明演説で「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と表明しましたね。気候変動は人類の生存を脅かす危機的状況になっています。そんな気候危機と、プラスチックゴミの問題について、奈良ストップ温暖化の会の北浦さんと小澤さんに教えていただきました。そして、私たちが今すぐできる取り組みの一例として、ふろしきの活用法を教えていただきました。

ふろしきは奈良時代には使われていましたが、一説によると「風呂敷」と呼ばれるようになったのは江戸時代、江戸の町に銭湯が普及し、湯上りに敷いてその上で身づくろいをしたことが由来とのこと。また「包む」とは「大切にする」こと、ふろしきで包んで大切に運ぶ、そういう気持ちを大切にしたいともお伝えくださいました。
ふろしきはただの1枚の布ですが、バッグ、ウエストポーチ、帽子、マスク、ロープなどなど七変化。レジ袋の代わりに使えば脱使い捨てプラスチックの一助になりますし、災害時にも工夫しだいで大活躍。日頃からバッグに1枚入れておきたいものです。
楽しくおしゃれに環境のことを考えられるこういう機会を、これからもつくっていきたいです。