組合員活動報告

COOL CHOICEセミナー「未来の天気予報」って、これ本当?

■開催日:2021年2月2日
■場 所:コープ自然派奈良会議室
■主 催:みらい委員会

奈良環境知足庵の吉田誠宏さんから地球温暖化についてのお話をいただきました。
まず、このイベントで配布された奈良市が昨年作成した子ども向けのエコに関するハンドブックの中から次の文章を紹介します。
「地球は今、これまでにない暑さや強い台風など「異常気象」が増え、わたしたち人間やあらゆる生きもののいのちが危険にさらされたり、自然や家や食べ物に大きな被害が出ています。乗り物を動かしたり、電気をつくったりするためにものを燃やすと、二酸化炭素(CO2)が出ます。このCO2は、地球をあたたかく保つ温室効果ガスの一つで、増えすぎると地球全体の平均気温が上がってしまいます。これを地球温暖化(気候変動)といいます。たくさんの燃料を燃やしエネルギーを使って生活をするようになった人間の暮らし方の変化が、地球温暖化の主な原因です。」
吉田さんはNPO法人奈良ストップ温暖化の会(NASO)の一員として自然エネルギーの普及活動に携わっていて、大阪府の職員を40年間勤められた方です。
1時間の講義では途中質問に答えながら進めてくださいました。後半は参加者が6名と少なかったのですが、2つのグループに分かれ、一人一人が考え発表する場を設けられました。
講義の中のいくつか重要な点を紹介します。
①2015年、すべての国が参加する形で、2020年以降の温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」が採択され、目標として世界の平均気温上昇を2度未満にする(さらに1.5度に抑える努力をする)こと、2050年までに温室効果ガスを80%削減する(1.5度に抑えるには、実質ゼロカーボンにする)ことを目標としている。
②過去132年間で世界の平均気温は0.85度上昇したが、地球温暖化は数十年(50年近く)後に影響が現れるので、今は高度経済成長期(第二次産業革命)に排出した大量のCO2が原因である。
③パリ協定COP26会議が今年の11月にイギリスで開催される。日本はCOP25でも化石賞を受賞したが昨年12月にグリーン成長戦略を打ち立て、2050年へは低炭素社会から脱炭素社会を目指すこと、カーボンニュートラルにシフトした取り組みで、世界に同調する方向に進んでいる。
④将来世代のために何かを築き上げねばならない。ライフスタイルの見直しや自然エネルギーへのシフト。創・省・蓄エネなどが重要。

参加者にご記入いただいた感想は以下のとおりです。

・グレタさんの「大人は私達の未来を奪っている」と発言していることについて。経済成長を今までどおりに求めていると手遅れになるのでは。シニア、大人、若者、子どもがもっと想像力と思考力を持てる社会に早く変わったほうがよいと思いました。
・貴重なお話をありがとうございました。IPCCやパリ協定のお話などまだまだ聞きたいと思いました。
コープ自然派として何ができるかや一個人としてできることを考えていけたらと思います。