組合員活動報告

ドイツ留学のお話会

2020.2.17

■開催日:2020年2月17日(月) 

■場所:はぐくみセンター 

■主催: オリーブの木

冒頭、ドイツ語・英語・日本語で自己紹介をして下さった同志社大学4回生の今吉つむぎさん。大学の派遣留学という制度を利用されドイツのフランクフルト大学で1年間社会学を学ばれていたそうです。
 その間一度も日本へ帰国せず学校が長期休みの間には、ヨーロッパ各国へ旅に出かけ、現地の方のお家に泊めてもらうなど現地の方とのふれあいを大切にし、異文化交流を実践されてこられました。数多くの海外への旅の経験から「強くいる!何があっても堂々とし、おどおどしない」を実践し、一人旅でも危険なめにあったことは無いそうです。

実際ドイツで生活されてみて肌で感じた事などをお写真を見せていただきながらお伺いしました。日本もそうできたらいいな!と思うことばかりでしたので、一部を紹介します。
・大学に60歳以上の方向けのクラスが有る。
・不要な物を道に出しておくと、必要な人が持って帰ることが当たり前になっている。
・マーケットで、プラスチックがほとんど使われて無い。MY袋を持っていないと怒られる。
・安くてもきちんと作られていない物は、若い人でも買わない。
・購入者が選択できるように☆1~4の表示がある。
・大学生でも政治や環境の話題が普通にできる。
・街に古本を自由に持ち帰れるboxがあり、それがとても整理されている。…etc。物を大切にする、使い捨てでない文化。手仕事や考える事が大好きだというドイツの方。日本の人は、考える時間が足りないのでは?とおっしゃられていたつむぎさんの言葉が印象的でした。

≪参加者の感想の一部抜粋≫
・小さい頃からこれまでの生き方を含め、ドイツの 暮らしでの考え方も学ぶこと多き時間でした。まだまだ聞いていたい!私ももっと学びたい!
・「広い視野や経験をされている人は本当に強い!」と感じました。近い将来海外留学を考えているので、お話しがスッと入ってきました。具体的なお話し、大変興味深かったです。自分も深く幅広い視点を持てるように意識が高まりました。
・長い人生人間力を身に付けて、困難を頑張り乗り越えていける様な自分育てのお話しに触れさせて頂きました。