組合員活動報告

「陽楽の森」で森さんぽ

■開催日:2023年2月26日
■場 所:陽楽の森(王寺町)
■主 催:理事会 つながる

「子どもゆめ基金助成活動」最後のイベント「陽楽の森」で森さんぽが2月26日(日)に講師の谷林業の谷茂則さん、晴子さん夫妻の案内で行われました。「陽楽の森」は王寺町にある小高い里山です。敷地入口から見える大きなサイロが目印ですが、看板もなく車で通過しても見過ごしてしまうような所です。
谷さん夫妻の案内で山に登りました。途中、切られた竹やぶがあり、倒竹を防ぐためボランティアが伐採しているそうです。山頂近くには目的地の一つの「ツリーハウス」があり、そのまわりで森のフリースクールの子どもたちが思い思いに枝拾いや木工をしたり、森林保全活動をしています。「ツリーハウス」には家族ごとに登り、私たちスタッフも登らせてもらい近隣の風景を眺望できました。辺りは大きな公団もある住宅街です。この山はかつて片岡城というお城があった由緒ある地でもあります。
ゆっくり下山した後に「薪割り体験」をしました。薪割り機を使って晴子さんに教えていただき、お子さんや女性でも簡単に薪を割ることができました。最後は薪ストーブショールーム「KUBERU」の小屋で暖をとりました。薪ストーブにあたると身体の芯から暖まるようで、燃え盛る炎を見つめているだけで心が癒されます。また、外には谷さんが加工した薪が積まれ、販売もしているそうです。
 「陽楽の森」は森林ボランティア、子どもたち、林業者、企業など様々な人々によって成り立っています。お互いが影響しあい助け合って1つのコミュニティを作り上げています。この体験を通じて子どもたちに自然に触れる楽しさや人と人とのつながりを感じてもらえたらと思います。