第24回 通常総会終了のご報告
2025/6/30
2025年6月27日(金)に開催されました「生活協同組合連合会コープ自然派事業連合 第24回通常総会」が終了いたしました。第1号議案から第5号議案まで、すべての議案が可決・承認されました。
(出席した代議員数:議長に選任された1名を除く、本人出席29名、委任出席0名、書面出席23名の合計52名)
議案の採決結果
- 第1号議案
2024年度 事業報告、決算報告、剰余金処分案承認の件
賛成多数で可決承認されました。(反対0票、保留0票)
- 第2号議案
2025年度 活動方針、事業計画、予算承認の件
賛成多数で可決承認されました。(反対0票、保留0票)
- 第3号議案
役員選任の件
賛成多数で可決承認されました。(反対0票、保留0票)
- 第4号議案
役員報酬決定の件
賛成多数で可決承認されました。(反対0票、保留0票) - 第5号議案
常勤役員退職慰労金の件
賛成多数で可決承認されました。(反対0票、保留0票)
- 総会アピール2025
拍手で承認されました。
総会アピール2025
戦争のない平和な世界、持続可能な「新しい協同社会」をつくります
1.戦争のない平和な世界を実現するために、ウクライナ戦争とパレスチナ・ガザ攻撃の即時停止を求め、歴史的教訓に学び国際協調の重要性を訴えます。
ウクライナ戦争もパレスチナ・ガザ紛争も止まりません。今も膠着状態が続き、停戦交渉もすすまず、戦争終結への道のりは見えません。どちらに正義があるのかを議論していては、戦争は止められません。即時停戦し、これ以上死傷者を出さないことを国際世論として巻き起こす必要があります。
また近年、世界の政治状況は移民排斥や自国優先主義など、分断と対立を深めています。それらは世界秩序のあり方を大きく変え、その崩壊すら感じさせるものとなっています。そのような中、経済危機となれば、世界は国際的なブロック経済体制によって、さらに分断される可能性があります。1920年代末から30年代はじめの歴史はこのように展開し、日本においては、日中戦争、対米開戦、第2次世界大戦と多くの犠牲者とともに、国家的破綻を迎えることになりました。
2025年は戦後80年となります。戦後80年となる今、不戦の誓いを新たに、世界の分断、そして戦争を回避するために、歴史的教訓に学び、国際協調の重要性を訴えていきます。
2.ヘルプ、オレンジコープ、コープ自然派の3者の事業提携により持続可能な「新しい協同社会」をつくります。
行き過ぎた資本主義の搾取の構造が環境や民主主義をおびやかし、格差が広がり、地域崩壊が現実のものとなっています。この分断の時代を乗り越えるために、誰もが必要とするものを相互扶助の精神で共同管理する協同組合の役割が問われています。いのちを守ることを中心軸に人と自然をつなぎ直し、日本の農業を再生していきましょう。そして、誰もがケアし、ケアされる地域社会で人と人をつなぎ直していきましょう。
これからの日本社会においては共助の拡大が必須です。ヘルプ、オレンジコープ、コープ自然派の3者の事業提携により共助を広げ、状況変化へのきっかけとすることができればと思います。
3者による事業提携のテーマは、「新しい協同社会の創造」です。2025年度は、組合員の力で有機農業と福祉事業が連動する新たな取組にチャレンジします。
2025年6月27日
生活協同組合連合会コープ自然派事業連合
第24回通常総会