第7回 生物の多様性を育む農業国際会議(ICEBA7)が、徳島県小松島市で開催されます!
2025/5/30
2025年7月12日(土)・13日(日)に「第7回 生物の多様性を育む農業国際会議(ICEBA7)」が、徳島県小松島市で開催されます。

生物の多様性を育む農業国際会議とは 生物の多様性を育む農業国際会議(International Conference for Enhancing the Biodiversity in Agriculture)は、生物多様性を基盤とした地域循環型の農業技術の確立と、国内外への普及を最終目標としている会議です。 |
開催趣旨
ラムサールCOP10において採択された水田決議に立ち返り、水田の湿地システム(機能)の有効性と有機稲作と中干しを行わず水を湛える栽培技術で生きものを増やします。ICEBA7では、食物連鎖が豊かな生態系を再生することに貢献することを実証し、そのことを全国に向けて発信する機会とします。
【ラムサールCOP10で採択された水田決議】 2008年に韓国の昌原市でラムサール条約第10回締約国会議が開催されました。そこで採択された水田決議とは「湿地システムとしての水田の生物多様性の向上」を指し、水田の役割がお米の生産だけでなく湿地生態系を支え水鳥の保全にも重要な役割を果たしていることを認識し、保全に貢献する農法や水管理の推進を求め、科学的な調査と情報交換を推進し、国際的な認識向上を奨励するものです。 |
開催概要
開催日:2025年7月12日(土)・13日(日)
会場:小松島市サウンドハウスホール(徳島県小松島市小松島町新港9-10)
主催:第7回生物の多様性を育む農業国際会議(ICEBA7)2025実行委員会(小松島市生物多様性農業推進協議会)
協力:ラムサール・ネットワーク日本
後援:農林水産省、環境省、国土交通省 四国地方整備局 那賀川河川事務所、四国環境パートナーシップオフィス(四国EPO)
【小松島市生物多様性農業推進協議会 構成員】 小松島市 / JA東とくしま / とくしま有機農業サポートセンター / 地元企業 / 農業者 / 生活協同組合連合会 コープ自然派事業連合 |
お申込方法
ご好評につき、申込受付を終了いたしました。
たくさんのお申込ありがとうございました。
【お問い合わせ先】 コープ自然派しこく 総務部組織企画課 088-624-9200 |
プログラム【予定】
2025年7月12日(土)
開会 10:00 / 終了 16:30
■里山景観における田んぼのアグロエコロジー(農生態学)講演会
講演者:日鷹一雅氏(学術博士・元愛媛大学 農学部生物環境学科 准教授、日本農業農村工学会 農村生態工学研究部会 専任理事、NPO西日本アグロエコロジー協会 理事)
■持続可能な水田を実現するために~生物多様性と水循環の再生~講演会
講演者:吉田太郎氏(フリージャーナリスト、NPO日本有機農業研究会理事)
■今後の展望を語る
「生物多様性から子どもの食を考える」
・パネリスト
勝野美江氏(農林水産省大臣官房新事業・食品産業部外食・食文化課 政策情報分析官、元徳島県副知事)
山田正彦氏(元農林水産大臣、弁護士)
浅野正富氏(栃木県小山市長、ラムサール・ネットワーク日本理事)
2025年7月13日(日)
開始 9:00 / 閉会 15:50
■小松島市櫛淵地域を視察
■分科会
1.田んぼを中心とした周辺環境の生物多様性維持拡大
2.温暖化防止と生物多様性のトレードオフを超えて
3.生産者・卸業者・小売り・消費者の間でパネルディスカッション
4.ICEBAが育んできた、地域の経済・人材そして故郷への誇り
■生きもの調査報告・高校生による「中干ししない」米づくり報告
■分科会報告
■ICEBA7.5引継ぎ式・小松島市宣言