2025年度臨時総会終了のご報告

2025/9/26

2025年9月22日(月)に開催されました「生活協同組合連合会コープ自然派事業連合 2025年度臨時総会」が終了いたしました。第1号議案・第2号議案、両方の議案が可決・承認されました。
(出席した代議員数:議長に選任された1名を除く、本人出席2名、委任出席0名、書面出席39名の合計40名)

議案の概要(一部抜粋)

  • 第1号議案 
    定款変更の件

    ①定款第2条(名称)、オレンジコープという名称使用について
    これからオレンジコープの取組を、コープ自然派の活動エリアにも一緒に展開するということで、今回の名称変更については、生活協同組合連合会コープ自然派・オレンジコープ事業連合とオレンジコープの名称を使用することにします。

    ②定款61条3項(事業の内容等)、福祉事業という名称について
    オレンジコープは、組合員の暮らしに寄り添う事業をすすめた結果、単なる福祉事業ということではなく、住まい、医療・介護サービス、障がい者福祉サービスと組合員が必要とする取組や、組合員の家族の中には、障がいをもたれる方々もあり、障がい者のみなさんの就労の場として、就労支援事業、また住まいとしてグループホームも整備する、複合型・循環型の住まい・福祉事業を行っています。
    本事業は、サービス付き高齢者向け住宅や高齢者や障がい者を対象としたグループホームなど住まい分野も含めた福祉事業としています。
  • 第2号議案
    基本契約書に関する件

    特別会員区分会員生協との宅配事業に関する基本契約の締結にあたり、基本契約書の案が提案されました。

議案の採決結果

  • 第1号議案 
    定款変更の件

    賛成多数で可決承認されました。(反対0票、保留1票)
  • 第2号議案
    基本契約書に関する件

    賛成多数で可決承認されました。(反対0票、保留1票)

生活協同組合連合会コープ自然派事業連合 2025年度臨時総会において、第1号議案及び、第2号議案が認められました。第1号議案に於いては、今後変更が進められます。※名称の変更にあたっては、厚生労働大臣の認可のあった日から施行

臨時総会宣言

「ケアのコミュニティ」宣言

日本社会はいま、少子高齢化による労働力の減少により生活基盤の危機に直面しています。農業や福祉の担い手は急減し、生活に不可欠なモノやサービスは不足し、暮らしは苦しさを増しています。この背景には、利益の出ない分野には資源が届かない資本主義の限界があります。その結果、格差や貧困が広がり、社会には分断と対立が深まっています。

協同組合は、社会に不足する課題を協同の力で切り開くことに存立の意義があります。だからこそ、私たちは「ケアのコミュニティ」を築きます。
――誰もがケアし、ケアされる社会。人と人、人と自然をつなぎ直し、いのちを守る協同のしくみです。

その実現のために、協同組合の力を発揮し、相互扶助の精神で、多様性を大切にした真に尊厳ある暮らしをともに創り、ともに守り、未来へと引き継ぎます。

生協の協同の力でケアのコミュニティを育み、いのちを尊び、誰一人取り残さない社会を築くことを、ここに宣言します。

2025年9月22日
生活協同組合連合会コープ自然派・オレンジコープ業連合
2025年度臨時総会

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