■今週の野菜情報

10月の野菜は、9月中旬ごろまで続いた高温の影響を受けています。特にトマト、なす、ピーマン、きゅうりといった夏野菜は生育が早く終わってしまい、遅れて植え付けを行った作型も高温時期に当たったことで枯れや害虫被害が多く、生育不良となりました。そのため、これらの果菜類は10月から11月中旬にかけて出荷量が少なくなる見込みです。
また、北海道産のたまねぎとじゃがいも、にんじんも高温と雨不足による干ばつの影響を強く受けています。じゃがいもとたまねぎは小ぶりのものが多く、来年4月頃まで続く出荷も小玉中心となる見込みです。にんじんについても高温の影響で細めのものが多く、今期は収量が少なくなると見込まれています。

・じゃがいもについてのお知らせとお詫び
現在お届けさせて頂いております各種「じゃがいも」（主として北海道産）ですが、今年は高温の影響で芽が出るのが早く、また、コープ自然派にて取り扱いをするものは産地での芽止め処理も行っておらず芽が出た場合は選別時に芽取りを行って出荷をさせて頂いています。大きな芽があると品質劣化が早いため取り除くのですが、小さな芽は取り除くのにじゃがいもに傷をつけてしまう事もあるため残ってしまっている場合がございます。ご理解とご了承のほどよろしくお願い申し上げます。到着後食べられるまでに伸びてきた場合は適宜取り除いていただけますようお願いいたします。