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食卓に並ぶ肉や卵。その元となる家畜はどんな種類があってどんな風に飼育されているのでしょう?おうちで楽しく話せる畜産の豆知識と、健康に育てるための生産者の取組を紹介します!

一般的な家畜の種類

乳牛(ホルスタイン種など)

妊娠から約10か月後に出産して、「乳牛」として活躍します。

肉牛(黒毛和種、褐毛和種、日本短角種など)

生まれてから約30か月、体重約800kgで出荷されます。

生まれてから約180日、体重約110kgで出荷されます。

採卵鶏(レイヤー)

生まれてから約150日で卵を産むようになります。

肉用鶏(ブロイラー)

生まれてから約50日、体重2~3kgで出荷されます。

どんなものを食べているの?

牧草などの粗飼料と穀物などを原料とする濃厚飼料があります。えさは家畜の健康や発育、安全性に関わっています。

 粗飼料 

牧草、稲ワラ、野草などの草で作られ、牛のえさになります。

 濃厚飼料 

大麦、トウモロコシ、大豆などを混合したもので牛、豚、鶏などのえさになります。

生産者の取組を紹介

【肉用鶏】神山鶏 イシイフーズ

自然の光や風が入る開放型鶏舎で育ちます!

えさ

  • NON-GMO(分別管理済)、PHF(収穫後農薬不使用)のトウモロコシや大豆に限定。飼料米を飼料全体の20%配合。
  • 鶏の免疫力を高める、納豆菌や乳酸菌を含んだ独自の混合飼料「イシイミックス」。
      
植物性飼料100%なので臭みが気になりません。また、のびのび平飼い&飼育日数も一般的なブロイラーよりも長いため、しまった肉質でうまみも凝縮されています。

神山鶏モモ・ムネ切身セット(バラ凍結)

  

モモとムネをバラ凍結にし、同じ割合で袋に詰めました。

【豚】自然豚 七星食品

肥育期間中は、開放型豚舎で過ごします。

※繁殖農場では母豚がストレスを受けないよう、妊娠ストール(単独飼育する個別の檻)をなくし、広いスペースを確保しています。

えさ

NON-GMO(分別管理済)、PHF(収穫後農薬不使用)のトウモロコシや大豆油かす。飼料米も配合。

  

安全なえさと自由に行動できるストレスフリーな環境で健康に育てた自然豚のお肉の特長は、さっぱりと自然な甘みの赤身肉です。肉質はしっとりと柔らかく、しつこさや臭みのないおいしさです。

自然豚モモスライス

  

キメの細かな赤身肉。肉そのものの味を楽しむ料理に向いています。

【乳牛】ノンホモ牛乳 よつ葉乳業

緑豊かな牧場で自由にのんびりと、過ごしています。

えさ

NON-GMO(分別管理済)の作物。国産自給飼料100%を目指し、輸入のえさにはなるべく頼りません。

  

健康に育てられたしあわせな牛から毎日搾乳しています!一般的な乳牛よりも、牧草などの粗飼料を多く与えているので、元気いっぱいな牛が育ちます。

よつ葉放牧生産者指定ノンホモ牛乳

  

北海道十勝で放牧をしている5戸の酪農家の生乳を使用。乳脂肪分を均質化するホモジナイズ処理をせず自然な風味を活かしました。

【肉牛】里山牛 さかうえ

自然環境に近い耕作放棄地(平均1,500〜2,000平方メートル)に放牧して育てられます。

えさ  

休耕地を放牧地として活用し、牛たちは自然に生えている草とさかうえの農場で生産した牧草飼料を食べてのびのびと育ちます。

自給飼料

  

放牧で育った黒毛和牛に、自社生産の牧草飼料を与えることで、赤身でありながら適度なサシが入った牛肉に仕上げました。草食動物本来の育ち方により、牛肉本来の味わいや風味をお楽しみいただけます。

里山牛切落し

  

牛丼、肉じゃが、炒めもの、煮込み料理に。

【採卵鶏】オーガニックたまご 旭商事

太陽の光と自然の風が入る鶏舎で親鶏を健康に育てています。

えさ  

有機JAS認証のトウモロコシと大豆の飼料。

  

鶏が食べたものでたまごができるので、鶏が安心な食事をすると安心なたまごになり、人も安心して食べることができます。

オーガニックたまご

  

厳正な有機JAS規格をクリアした、人や鶏、環境に配慮したたまごです。

公開:2025年5月19日
商品案内10号[2025年6月1回]掲載

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