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組合員の皆さん、食卓で新米をおいしくいただきながら、家族でお米の話をしませんか?
コープ自然派では生きもの豊かな田んぼを拡げるため、無農薬栽培の田んぼを増やす取組をすすめています。しかし、農薬や除草剤、化学肥料を使用しないお米づくりはいきなりできるものではありません。
ミミズふん土を活用した殺菌、食物連鎖による殺虫、秋の時期に藁処理をして土づくりを行うことで生まれるトロトロとした土の層による抑草など栽培技術を学ぶ必要があります。生産者には取組の価値ややりがいを見出してもらいながらお米をつくってもらい、消費者はその取組を理解して買い支える。無農薬米へのステップアップは生産者と消費者が一体にならないと実現できません。
コープ自然派の有機の学校・NPO法人とくしま有機農業サポートセンターは現在、地域に根差したお米の学校として取組をすすめています。元理事の浜田孝俊さん(阿波農産・上記写真左)は実習生の受け入れを、副理事長の西田聖さん(JA東とくしま・上記写真右)はお米の栽培技術を研修生に教えています。
今年、有機の学校が管理する田んぼ(上記写真の圃場)は例年以上にお米の実りがよく、一反(10a)当たり、30㎏袋で21袋も収穫できました。BLOF理論(※)に基づいた農法でコツコツと積み上げてきた田んぼの力が大きく花開いた瞬間です。
これからも無農薬米へのステップアップをめざす生産者を増やし育てながら、生きもの豊かな田んぼを拡げていきます。
※BLOF理論:ジャパンバイオファームの小祝氏が提唱する生態系調和型農業理論
2025年7月12日・13日開催の第7回生物多様性を育む農業国際会議(ICEBA7)では、写真の田んぼで高校生による生きもの調査・ガス湧き調査が実施されました。 |
無農薬のお米の田んぼを拡げよう
ビオトープ米は段階的に農薬を減らしていくための最初のお米です。


公開:2025年9月15日
商品案内27号[2025年10月1回]掲載