• ネオニコチノイド系農薬

ネオニコチノイド系農薬は、残効性が高く、農薬の使用回数を劇的に減らす「夢の農薬」として1990年代から市場に出回り始めました。しかし、2000年代より、ミツバチの大量失踪(いわゆる「蜂群崩壊症候群」(CCD))が問題となり、その原因の一つとしてネオニコチノイド系農薬の存在が指摘され、欧米では規制がすすんでいます。

津軽産直組合は、1987年に青森県五所川原市と青森市(旧浪岡町)で有機栽培・減農薬栽培の志を持ったりんご農家6名により結成されました。この志に賛同した農家は津軽地方に留まらず、岩手県寄りの南部地方まで及び、現在30数名が所属。そのうち5名がネオニコフリーに取り組んでいます(ネオニコフリーに取り組む生産者を津軽産直フーズと呼んでいます)。

コープ自然派は組合員がネオニコフリーを選択できるようにマーク表示するとともに、その利用を拡げることで生産者を応援しています。ヒトの健康と環境を守るため、生産者と一緒にネオニコフリーを拡げる取組をすすめていきます。

りんご・早生ふじ(昴林他)

  

しっかりとした果肉、適度な酸味で果汁も多く、「ふじ」に似た味わいです。

公開:2025年10月6日
商品案内30号[2025年10月4回]掲載

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