• 国産派宣言

1965年には73%あった日本の食料自給率(カロリーベース)は、現在38%(2024年度概算)。食生活の変化により主食である米の消費が減少したことや、自給率の低い畜産物や油脂類の消費が増えることで長期的に低下がすすみ、2000年以降はほぼ横ばいで推移しているのが日本の現状です。

“カロリーベース”って?
国民の消費する総カロリーのうち国産品が占める割合で、家畜のえさの自給率も考慮した数値のこと。例えば国産の卵は国内生産が97%ありますがカロリーベースでみると自給率はたった12%しかありません(2024年度概算)。
コープ自然派では、えさも含めて国産にこだわることが輸入に依存しないことにつながると考え、自給率はカロリーベースを指標にしています。

外国の食料自給率はどれくらい?

オーストラリアはなんと200%超え。100%を超えてる国もあれば、日本のように輸入に頼っている国もあります。

※農林水産省HP「我が国と諸外国の食料自給率(2022年)」参照

輸入に頼っていると、どうなるの?

外国の経済や輸送の問題、家畜の病気などで食べものが輸入できなくなる可能性があります。ですから、国内で食べものを賄えるようにしておかなければならないのです。

食料自給率を上げるために、何ができるの?

私たちができるのは、国産品を選んで食べること。食べることは、生産者さんへの応援になります。

【お米】食料自給率(重量ベース) 97%

日本人の主食であるお米。地域の自然環境にとっても大切な日本の稲作ですが、年々消費量は減少しています。

因幡やまびこ米・白米3kg

  

佐治川と千代川の清流を使い、廃菌床の堆肥と米ぬかで栽培。

ミツバチを守るお米・白米3kg

  

ミツバチなど昆虫に影響の大きい農薬の削減を目指しています。

ビオトープ米プラス・白米3kg

  

コウノトリが一年中暮らせる環境づくりを目指しています。

【大豆】食料自給率(重量ベース) 7% (うち食用23%)

豆腐、納豆、味噌、醤油など、日本の食文化に欠かせない大豆。油や飼料として使われる大豆の多くが、輸入で賄われています。

国産大豆の醤油

国産丸大豆を使用した、特選クラスのうすくち醤油♪

  

自然派Style特選丸大豆醤油「豊穣の恵」うすくち

  

旨み・香りを損なうことなく、色のみを薄くする事により、料理の鮮やかさ・食材の味を引き立てます。

国産大豆の豆腐

乳化にがり・消泡剤・遺伝子組み換え大豆は不使用♪

  

北海道産とよまさり 美味しいとうふ木綿 4連パック

  

北海道産とよまさり大豆を100%使用した木綿豆腐です。食べ切り&使い切りに便利な4連パック。

小麦】食料自給率(重量ベース) 16%

パンや麺、お菓子など、様々な食べものに使われる小麦ですが、80%以上を輸入しています。

国産小麦の麺

「水」は、麺づくりの要!日本三大清流に数えられる長良川水系の伏流水を使用しています♪

  

国産小麦の焼きそば

  

国産小麦にモンゴルかんすいを使い、コシのある麺をつくりました。食感と風味が豊かな焼きそば麺。

公開:2025年10月20日
商品案内32号[2025年11月1回]掲載

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