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遺伝子組み換え(GM)農作物は世界で広く栽培されており、その面積は2024年で約2億1千万ヘクタール、日本の農地面積の約49倍にもなります。主なGM作物は、大豆、トウモロコシ、ワタ、ナタネの4種で、日本は海外から家畜のえさや食用油、甘味料などの原料としてそれらを大量に輸入しています。

家畜のえさとして使われる作物は主にトウモロコシと大豆粕(油を搾った後のもの)で、日本は飼料の大半を輸入に頼っています。例えば、輸入しているトウモロコシの内75%が飼料用です。また、輸入している大豆の67%は食用油の原料で、その油を搾ったあとの大豆粕がえさとして使われています。日本の主要な輸入国であるアメリカやブラジルで生産されているトウモロコシや大豆は、その国での作付けのうち90%以上がGMであるため、必然的に日本はGM作物を大量に輸入していることになります。しかも家畜のえさは遺伝子組み換えの表示義務がないため、多くの消費者は知らない間にGM作物を口にしています。

コープ自然派では飼料に至るまで情報を公開し、組合員の食の選択権利を守ります。また国に対しても、協力団体と共に不十分である遺伝子組み換えの表示制度の改善を求めていきます。

自然派Style自然豚

自然豚は「安心して食べられる豚肉がほしい」という組合員の声から生まれました。

自然豚バラスライス

  

赤身と脂身の層が交互になったコクがある濃厚な部位。炒めもの、煮ものなどにおすすめ!

公開:2025年10月27日
商品案内33号[2025年11月2回]掲載

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