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12月8日は『有機農業の日』!
2006年の12月8日、「有機農業推進法」が施行されました。「有機農業」は、化学肥料や農薬、遺伝子組み換え技術などを用いないというだけでなく、持続可能な農業を目指して土も生態系も健全にしていく栽培法です。
そして、施行から10周年を迎えた2016年12月8日。農業の未来を考えるきっかけとして、この日が記念日に定められました。

学校給食について、考えてみませんか?
『有機農業の日』にあわせて、農水省が各自治体や学校に有機農産物の提供の実施について呼びかけを行っています。成長期の子どもたちのカラダを育むだけでなく、食育の場として大切な役割を担う学校給食。コープ自然派では「給食連絡会」を立ち上げ、行政などへの働きかけの他、会員自身が居住する市町村の情報をみんなで共有しています。

コープ自然派の取組や、有機野菜を栽培している生産者からのメッセージを紹介します。
有機冷凍ほうれん草
コープ自然派兵庫では、今年の5月に県内の有機給食推進を目指した三者((株)泉平、有機加工食品コンソーシアム、コープ自然派兵庫)協定を結びました。
各地域で予算が承認されれば、この冷凍有機ほうれん草も(株)泉平を通じて給食用に供給することが可能になります。その他、国産有機小麦を使った給食用の加工品の開発も進めています。生協と地域が連携をすすめることで、この取組の意義を広め、給食でも国産オーガニックを目指していきます!
コープ自然派兵庫 横川誠也


自然派Style九州産有機ほうれん草
有機ほうれん草を新鮮なうちに加工・急速冷凍し、素材の味をそのまま閉じ込めました。
ツルをよぶお米
コープ自然派は、徳島県小松島市エリアで有機農業産地づくりを推進する「小松島市生物多様性農業推進協議会」に参画しています。この団体は、小松島市が事務局を務め、農業委員会・教育委員会・JA東とくしま・コープ自然派・NPOとくしま有機農業サポートセンター・徳島県・生物多様性農業に取り組む農業者などで構成されています。
2023年2月、小松島市の「オーガニックビレッジ宣言」をきっかけに、無農薬のお米を「小松島市生物多様性農業推進協議会」を通して小松島市内の小中学校の学校給食に提供しました。お米の量と予算が十分でないため限られた期間での提供でしたが、継続した取組となるよう各団体が検討を進めています。
コープ自然派事業連合 商品部 川合厚平


自然派Styleツルをよぶお米あきさかり(無農薬)・白米3kg
地域の生態系を豊かにしてナベヅルの飛来地づくりをしています。
有機にんじん
北海道美幌町にて有機にんじんを栽培している一戸です。親の代から有機栽培をしており、父の有機栽培にかける想いを聞いたり、召し上がった方から「美味しい」とお手紙をいただいたりして、自分もこの有機農業を継ぎたいと思い農家となりました。私が農業を始めてから、一部慣行にんじんを栽培していましたが、父と相談して全面積有機圃場にしました。
有機農業は観察が大事だと思っています。一日の作業や野菜の様子などを毎日話し合い、共有しています。有機にんじんは、愛知県の学校給食にも提供しています。子どもたちにたくさん食べて欲しいです。
大雪を囲む会 一戸允仁


有機にんじん
えぐみがなく甘みがあり、子どもにも人気。
有機小松菜
農業法人COG(コープオーガニックガーデン)では、有機小松菜を中心に有機野菜の栽培に取り組んでいます。
学校給食で有機野菜が求められる場面が増えていく中で、季節の変動や気象リスクに左右されにくい生産管理を行い、必要とされる時に安定して届けられる栽培方法・体制づくりを目指しています。そして、有機野菜を「特別なもの」ではなく、日常に自然と利用される存在にしていく未来を見据え、その実現に向けて日々の有機野菜づくりに向き合っていきたいと考えています。
COG 西山翔


有機小松菜
ジューシーでコクがあります。
有機ミニ白菜
残暑が厳しい中で定植し、短い秋が過ぎ、急に寒くなりました。今年も無事に有機ミニ白菜をお届けすることができます。冬といえば白菜。大切な人たちと食卓を囲むとき、「今日は、市島組合の有機ミニ白菜が入っているよ」なんて会話をしていただければ、生産者冥利につきます。楽しい食卓のために、今年もがんばって収穫します。
市島有機農産物生産出荷組合 水田一秀


有機ミニ白菜
一玉使い切るのに丁度良いサイズ。
公開:2025年11月17日
商品案内36号[2025年12月1回]掲載
