皆さん、農業人口が年々減っていることや農業従事者の高齢化が進んでいることはご存じでしょうか。全国農業協同組合中央会(JA全中)の見立てでは、2020年に136万人だった農業従事者数は2030年には83万人となり、2050年には36万人へと推移する見通しです。天候や市場の変動に価格が左右されやすく、収入の安定が難しいことや就農後の技術サポートを受けにくい環境などの理由もあり、若手の新規就農者が定着しません。その結果、世代交代が進まず担い手不足が深刻化しています。

コープ自然派は、環境に配慮した農業へ切り替え、収益性を高めようと頑張る農家や新規就農者を応援してきました。農薬に頼らない生きもののチカラを借りたお米づくりを実践してもらい、収穫したお米を適正な価格で買い取る。そして、余らせることなく消費することで、次の年も頑張って生産しようと思う農家のやりがいと経営を支えています。

今後、この取組をさらに拡げるために、段階的に農薬の使用を減らし、「ビオトープ米→ビオトープ米プラス→省農薬→無農薬・有機」とステップアップさせていく環境創造米の取組を農家に知ってもらい、コープ自然派の産直米の確保をめざします。

組合員の皆さん、ごはんでも、お米の加工品でも環境創造米を選んでコープ自然派の産直米を生産する農家を支えましょう！

今週のくらし応援米！

産直米を使った自然派Styleの新商品！