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アニマルウェルフェア(Animal-Welfare)は家畜の飼育環境を改善し、ウェルフェア(満たされて生きる状態)をめざす取組です。2010年に愛知県で生物多様性国際会議(COP10)が開催されたのを機に、コープ自然派では各畜産生産者と一緒にアニマルウェルフェアについて学び、自然豚や放牧酪農牛乳、平飼い卵、放牧神山鶏などの商品企画につながっています。
神山鶏は、生協の父・賀川豊彦に学び、徳島県石井町で養鶏農協を立ち上げたイシイフーズの創業者の「食べる人の健康を第一に」という想いを受け継ぎ、無投薬で育てられています。そして、この健康な鶏を育てる試みは、飼育場の横に同じ広さの運動場を併設して飼育する放牧神山鶏へとつながりました。
また、神山鶏の飼養環境は、アニマルウェルフェアが進んでいるEUの規制に基づき加盟国が独自にすすめている認証制度にも対応できる先進的なものでもあります。コープ自然派は、これからも畜産動物の感受性を大切にする生産者と一緒に生きものにやさしい商品づくりを推進します。
植物性飼料で育つ産直神山鶏
神山鶏モモ肉
モモ肉のジューシーさと歯ごたえを味わってください。

公開:2025年12月1日
商品案内38号[2025年12月3回]掲載
