特集カテゴリ
- 国産派宣言(137)
- 有機・オーガニック(113)
- オーガニック給食(10)
- 食品添加物(32)
- ネオニコチノイド系農薬(36)
- 遺伝子組み換え食品(25)
- ゲノム編集(16)
- グリホサート(13)
- 自然派Style(121)
- アニマルウェルフェア(60)
- 地域循環(循環型農畜産業)(20)
- 情報公開(20)
- 生物多様性(25)
- 原発問題(10)
- 放射能汚染・放射能検査(4)
- 食養生(9)
- リサイクル関連(2)
- 野菜のチカラ・栄養価(12)
- 子ども笑顔基金プロジェクト(58)
- 里山の家(16)
- 福祉(5)
- コープ自然派だいすきキャンペーン2023秋(7)
- コープ自然派だいすきキャンペーン2022秋(12)
- コープ自然派だいすきキャンペーン2021秋(11)
- アニマルウェルフェア

家畜は単なる「食べもの」ではなく、感受性を持つ生きものです。快適な環境を整えることが、家畜を元気で健康に育てることにつながります。コープ自然派はアニマルウェルフェアの考えに共感し、生産者とともに取組をすすめています。
アニマルウェルフェアの5つの自由
| 1 ごはんで困らせない お腹を空かせない、のどが渇いたと感じさせないなど |
| 2 気持ち悪いと感じさせない 部屋をきれいにしたり、自由に動けるスペースがあるなど |
| 3 けがや病気をそのままにしない 体調に変わりがないか気を配る |
| 4 動物らしさをだせる 走りたい、土を掘りたいなど、その動物の本来の習性が発揮できる |
| 5 不安なことをさせない ストレスになる怖いことや不安を与えない |
「アニマルウェルフェア」の取組はヨーロッパをはじめ、各国で進んでいます。しかし、日本ではまだ拡がりをみせていません。
2020年の各国の畜産動物福祉の評価ランク
※世界動物保護協会 HP参照

よつ葉乳業
「アニマルウェルフェア」とは、動物の身体や心の健康を大切にしようという考え方です。よつ葉乳業ではアニマルウェルフェアの基準を決め、一般社団法人日本草地畜産種子協会の「放牧畜産実践牧場」として認められた酪農家さんより出荷していただいた生乳を使用しています。

よつ葉乳業でのアニマルウェルフェアの基準
| 例えば… ・栄養不足の牛がいない。 ・畜舎が適切な面積を備えている。 ・牛の身体や、床が清潔である。 ・心地よい明るさの照明がついている。 |

よつ葉放牧生産者指定ノンホモ牛乳
北海道十勝で放牧をしている5戸の酪農家の生乳を使用しています。
七星食品
「アニマルウェルフェア」は、今や世界中で注目されています。七星食品では、豚がより過ごしやすい環境で育てることによって、ストレスを感じたり、病気をしたりしないよう努めています。また、スタッフには、豚への接し方を指導しています。好奇心が強い豚は環境の変化にとても弱いため、ストレスを与えたり、ケガをさせたりしないよう、丁寧に接するよう気を付けています。今後も「アニマルウェルフェア」の考え方を大切にし、豚を育てていきたいと思います。


自然豚ローススライス
きめが細かく、適度に脂肪の入ったやわらかな肉質が特徴です。
イシイフーズ
鶏舎内の鶏とその環境を知るため、観察の時間を大切にしています。鶏の発育過程による羽毛状態の変化を見たり、鶏たちの鳴き声や呼吸音を聞いたり、エサを食べている様子や水を飲んでいるときの動きを見たり、寝ている様子を見たり、鶏の健康状態を細かく観察しています。鶏の健康状態を正しく把握するため、観察の時間を充分に取り、これからも適切な飼育管理を行い、アニマルウェルフェアの向上に努めます。


自然派Style神山鶏と自然豚の照り焼きミートボール
照り焼きソースがごはんによく合います。

神山鶏の塩麹竜田
塩麹にじっくり漬け込んで竜田揚げにしました。

自然派Styleもぐもぐチキンライス(神山鶏使用)
神山鶏を使用したチキンライス。
大野ファーム
自社農場で生産した牧草やトウモロコシなど地域資源をできるだけ使用し、飼料自給率の向上に取り組んできました。自社農場で処理・生産されたたい肥を利用し、よりよい土づくりから始まる循環型農業により「健康」な土壌で作られた「健康」な農産物・飼料原料を与え、アニマルウェルフェアに通ずる「健康」な牛の生産を行っています。また脱原発依存のため、敷地内にソーラーパネル・バイオガス発電機を導入。感染症予防のため使用していない牛舎間のスペースに設置したソーラーパネルでの発電と、牛のふん尿を発酵させ発生したバイオガスを燃やし電気と熱を作り出す発電を採用。環境負荷を減らし自然を守りながらも継続的に生産が続けられるよう、再生可能エネルギーを活用しています。


未来とかち牛肩ローススライス
遺伝子組み換え飼料・抗生物質不使用で育てました。
希望農場
北海道厚真町「希望農場」にて、その名の通り放牧飼育を行っています。生後約90日から、出荷可能な体重に達する約200日頃まで、丘のある放牧地で放し飼いをします。放牧地にはバイオベッド(発酵床)で衛生的に保たれたえさ場・寝床となるドームがあり、自由にそこから出て行き運動をし、ストレス無く育ちます。広い放牧地での適度な運動によりストレスフリーに育った豚は、さっぱりとして甘みがある脂と、濃い赤身の味わいが特徴のお肉となります。放牧は身体的にも精神的にも健やかに育つ為、アニマルウェルフェアの考えに準じた飼育方法です。


放牧豚骨付きソーセージ
ワイルドにかぶりついて召し上がれ!ジューシーで食べ応えある安心ソーセージです。
旭商事
旭商事は1995年から、鶏が小屋の中で自由に動き回ることができる「平飼い」を始めました。当初から、鶏が鶏らしく行動できるように育てられないだろうかと取り組んでいました。採卵鶏の内、平飼いで育った鶏は、日本国内で1%程度しかいません。鶏が自由に羽を広げて走り回り、大好きな「砂浴び※」をして、疲れたら止まり木で休んで……と、毎日元気に暮らしています。食べるえさにもこだわります。無農薬、NON-GMO(分別管理)の原料で作ったえさをたくさん食べさせて育てています。
※身体を土や砂につけ、羽や皮膚、毛皮を清潔に保ちます。


オーガニックたまご
厳正な有機JAS規格をクリアした、人や鶏、環境に配慮したたまごです。
公開:2025年12月1日
商品案内38号[2025年12月3回]掲載
