コープ自然派が掲げている「国産派宣言」は、日本の食文化と地域に根差した農業（農地）を守り、食料自給率の向上を目標としています。現在、日本の食料自給率は38％(カロリーベース ※令和6年度概算)と低い一方で、お米の自給率は100％弱を維持しており、自給率を支える重要な作物となっています。

しかし、2024年夏、猛暑による不作や需給の乱れで米不足が発生。2025年度は需要があると見た稲作農家が一斉に食料米の生産に舵を切った結果、生産量は需要見込みを大きく超え、安定供給の見込みは立ちましたが、集荷業者の仕入れ競争から例年にない高額な新米価格となり、消費者の買い控えを生み出しています。

主食であるお米が毎日食卓に当たり前に上がる生活をコープ自然派はめざすとともに、今までもこれからも、変わらず一貫して、日本の農業と組合員の食を守り続けます。