発酵食品は世界中に存在しますが、その中でも日本は、様々な菌類の働きをつかった食品の宝庫であることから“発酵大国”とも呼ばれています。発酵食品は日本人の長寿を支える和食文化の基盤であり、豊かな自然や生態系に根差すものです。

一方、現代の食環境では、食品添加物の多用、農薬や化学肥料への依存、遺伝子組み換え作物やゲノム編集食品の拡大、そして“完全栄養食品”など自然の循環から離れた加工食品の増加が進み、健康や環境への影響が懸念されています。とりわけ、食品添加物の過剰・複合使用や、残留性や毒性の高い農薬が使用された原料による食品は、本来の素材の力を損ねる可能性があり、食の安全を脅かしかねないのです。

食の安全性と透明性を守ることは、未来の子どもたちに健全な食環境を引き継ぐために欠かせません。コープ自然派は、発酵食品が持つ豊かな力を未来へつなぐため、これからも取組を続けていきます。

有機米味噌(転換期間中)

　　

転換期間中の国産有機米･大豆、にがりが残った塩を使った天然醸造生みそです。

天然熟成醸造生味噌(無農薬栽培大豆使用)

　　

お届けまで一度も加熱していない、甘口タイプの生みそです。