ネオニコチノイド系農薬不使用の
お米づくり

お米の等級評価を「見た目」から「食味」にすることで、
ネオニコチノイド系農薬不使用のお米・田んぼが広がります。

水田でネオニコを使う主な目的は、カメムシの食害を防ぐこと

カメムシが米の汁を吸うと、黒い点のあるお米ができます。
この着色粒(斑点米)が1000粒に2粒あると2等米に、3粒あると3等米になってしまいます。
1等米と2等米では、60キロあたり500円から1000円の買取価格差があり、着色粒が混ざると農家の大きな経済的損失になってしまうため、着色粒規定をクリアするために農薬が過剰に使われていると指摘されています。


カメムシの食害は安全性・食味に影響ありません

カメムシの食害による着色粒は、安全性や食味には影響がありません。
また、精米時に色のついた米粒などは色彩選別機で取り除かれるので、着色粒は消費者の元には届きません。

現在の農産物検査法は食糧難時代の昭和26年に制定され、平成7年の食管法廃止以降も制定当時とほぼ変わらず、検査は未だに目視で行い安全や食味に関する検査は行われていません。


コープ自然派は安全性と食味で評価

消費者にとって大切なのは「見た目」ではなく、安全性や美味しさです。
コープ自然派のお米は、着色粒ではなく、安全性と食味でランク付けしています。

着色粒の有無にかかわらず同じ価格で買い取ることで、生産者は安心してネオニコ排除に取り組むことができています。


無農薬の田んぼが拡がり、コウノトリがやってきました

お米は無農薬で栽培できる技術が確立しています。

コープ自然派の主力米産地、徳島県小松島市では、無農薬米の田んぼが拡がり、コウノトリがやってくるほど生物多様性豊かな環境を取り戻しています。



▼コウノトリ飛来の様子▼