コープ自然派事業連合 20周年記念講演にて、料理研究家 土井善晴さんに登壇いただきました。

2023/12/8

2023年12月3日(日)大阪・梅田にあるオーバルホールにて、コープ自然派事業連合20周年記念講演を開催しました。昨年2022年に20周年を迎えたことを記念し、料理研究家の土井善晴さんをお迎えして講演会を実施しました。当日は当選した約400名の方が参加し、土井善晴さんのお話に耳を傾けました。

一汁一菜  土井善晴さんが考える ちょうどええ加減

料理は地球と繋がっている。我々の家族、暮らしは地球と繋がっていて、お料理は自然と人間が関わる一番最初の行い。情緒的なええなぁと思う暮らしは、自然との関りで生まれてきた、とお話をする土井善晴さん。

「ええ加減」は、自分で考えること。今日は昨日とは違う、いつも違うから、自分で判断し考えなさいということ、と語られました。

一汁一菜は、日本の食事の基本。味噌汁には何を入れても良い。味付けはせんでええんです、味は味噌に任せたら良いし、季節の野菜に任せたら良い。それがそもそもの食べもの。一汁一菜は具沢山の味噌汁、これが基本、と述べられる土井善晴さんのお話に会場からは賛同の頷きと、にこやかな笑顔が見られました。

本講演会の様子は、機関紙「Table」2月号に掲載予定、お愉しみに。
オンラインタブルもぜひご覧ください!

コープ自然派事業連合より

【開会の挨拶】理事長 岸 健二
開会の挨拶では、生活協同組合コープ自然派の源流となった『複合汚染(著:有吉佐和子)』のお話や、コープ自然派の歴史について話がありました。そして、念願であった農福連携の事業、社会福祉法人「コープ自然派ともに」の設立、有機農産物を垣根なく拡げていくための新たな組織「日本有機加工食品コンソーシアム」の立ち上げなど、コープ自然派が2023年度に取り組んだ新たな動きについて述べました。
【閉会の挨拶】副理事長 坂本 真有美
閉会の挨拶では、一人ひとりの選択、思いや声を上げて今まで積み重ねてきたコープ自然派の歩みとともに、20周年記念のこの場を一緒に迎えることができた喜びの言葉を述べました。これからも、一人ひとりが判断し、声をあげて社会問題に取り組み、共に歩んでいきましょうという言葉で締めくくりました。

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