国内の有機農業を拡げるための第一歩!有機栽培への転換期間中の有機米・有機大豆を使った「有機米味噌」が新登場。

2024/1/26

コープ自然派事業連合(本部:兵庫県神戸市)では2024年1月22日(月)から、転換期間中有機農産物の国産有機米・国産有機大豆で作った「米味噌」の注文受付を開始しました。

有機米味噌(転換期間中)

転換期間中有機農産物の国産有機米・国産有機大豆、にがりが残った塩を使い、加温はせずに約6ヶ月ゆっくりと発酵させた、酵母が生きている天然醸造の生みそです。米味噌は、大豆に米麹を加えて作られたお味噌です。
 

【商品情報】

・商品名:有機米味噌(転換期間中)

・参考価格:750円[810円(税込)]750g

・原材料:有機米(国産)(転換期間中)、有機大豆(国産)(転換期間中)、食塩

・注文受付開始:2024年1月22日(月)より[隔週掲載]

※商品はコープ自然派5生協(2府8県)に加入して利用いただけます。

有機を拡げる第一歩。

「有機栽培への転換期間中の原料を活用することは、有機栽培の田畑を拡げるために必要な大きな一歩です」。有機栽培への転換期間中の国産大豆・国産米があると知った開発担当者が、有機食品を拡げるため、また既に有機JAS認証を取得しているプライベートブランドの「自然派Style有機生みそ」の有機原料にもつなげていきたい、という思いで開発に取り組みました。

転換期間中有機農産物とは
有機JAS認証を取得するには「栽培を開始する2年以上前からその畑で化学合成された農薬や化学肥料を使用しない」有機的な管理が必要です。つまり、今年から有機栽培に変えようとしてもすぐに認証は取得できません。転換期間中は、慣行栽培から有機栽培への移行期間中の作物のことを指し、収穫前の1年以上、有機的な管理がされているものが、転換期間中有機農産物といわれます。

国産オーガニックを拡げる取組は垣根を越えて

国産オーガニックを拡げるチャレンジ!

コープ自然派では食の安心・安全を求める活動を行ってきた中で「国産派宣言」を掲げ、国産有機農産物を拡げる取組を行ってきました。未来のこどもたちのために、豊かな自然がひろがる地球環境を守り残すことを目的とし、農薬を排除し、有機農業を拡げる取組を進めています。

国産有機原料を使用し加工品を作ることで、もっと身近にオーガニックの商品を使うことができるようになり、有機農産物の消費量も増やすことができる。そうすれば、有機の田畑が拡がり地球環境を守ることに繋がります。

国産オーガニックは垣根を越えて

生活協同組合連合会 コープ自然派事業連合が中心となり2023年4月『一般社団法人 日本有機加工食品コンソーシアム(JOPF)』を立ち上げました。農家、企業、団体が利害や資本を超えてつながり国産有機加工食品を創るプラットフォームです。国産オーガニックは垣根を越えて、拡がりはじめています。

これも知ってほしい!転換期間中・国産有機ポジティブキャンペーン

農地の有機JAS 認証には3 年かかりますが、その間の農作物は「転換期間中有機」となり評価されにくいのが現状です。しかし転換にチャレンジする人を増やさなくては有機農業はひろがりません。そこで、日本有機加工食品コンソーシアム会員の転換期間中・国産原料有機の商品にマークをつけて「買うことで有機を応援!」のムーブメントを目指すマークができました。今回、誕生した「有機米味噌(転換期間中)」には、日本有機加工食品コンソーシアム会員である、コープ自然派の国産有機原料を使用していることから、このマークがついています。

取材に関するお問い合わせ
生活協同組合連合会 コープ自然派事業連合
・担当者:広報 / 田中
・電話:078-998-0850【平日10:00-17:00】

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