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「安心して食べられる豚肉が欲しい」という組合員さんの声から生まれた自然豚。成長段階に合わせたアニマルウェルフェア対応を取り入れるなど、取組が進んでいます。

自然豚の主な取組

  1. アニマルウェルフェア
  2. 非遺伝子組み換え(NON-GMO)飼料
  3. 飼料米
  4. 抗生物質不使用( 仔豚期を除く)

アニマルウェルフェアって?

アニマルウェルフェアとは「動物たちは生まれてから死ぬまで、その動物本来の行動をとることができる、つまり幸福な状態でなければならない」という考え方。アニマルウェルフェアに対応することは家畜の幸せだけでなく、安心安全な畜産物の生産につながります。

繁殖農場と肥育農場が別の場所にある理由

自然豚を守るために!七星食品では2サイト方式を導入

2サイト方式とは、豚の成長段階に合わせて農場を異なる場所に分散させて管理することです。一般的には同じ敷地内で飼育管理を行うところが多いですが、七星食品では感染症などのリスクを減らすために繁殖農場と肥育農場を異なる場所に建てています。

アニマルウェルフェアに配慮し、ストレスなく豚が健康に育つように日々管理を行っていますが、感染症のリスクは常に隣り合わせにあります。自然豚を守るためにも2サイト方式は重要な取組です。


繁殖農場の阿波ファーム

繁殖

フリーストール

アニマルウェルフェア対応のフリーストールを採用しています。2019年3月から稼働した阿波ファームでは、妊娠ストールではなく群衆ストールを採用しました。

  
妊娠した母豚がストレスを受けないように、広いスペースを確保。健康状態や給餌量などはITで管理をしています。

  

また、気温の影響を受けやすい仔豚は、農場で過ごせるようになるまでは、しっかりと温度管理をされた環境で育てられます。


分娩舎

母豚は1度の出産で13頭くらいの仔豚を生みます。仔豚たちはアニマルウェルフェアに対応した、安全で衛生環境の良い施設で育ちます。母豚が仔豚を踏みつぶさないように仕切りはありますが、一頭当たりは通常よりも広いスペースを確保しています。

季節によっては気温に慣らす必要があるため、専用の豚舎でしばらく飼育した後、肥育豚舎に移動します。

肥育

開放豚舎

一頭当たりの飼育面積は1.5〜2.0㎡。風通しの良い、開放豚舎で大切に育てられています。

  

自然豚たちが快適に過ごせるように、給餌や温度調整はITで管理しています。


バイオベッド

肥育農場では、豚が本来持っている能力を引き出せるように、バイオベッド方式(アニマルウェルフェア対応)で飼育管理をしています。より快適で健康に過ごせるように、気温や季節に合わせて、おがくずや堆肥、環境微生物を配合したバイオベッドが床に敷かれます。夏場は水が撒かれたバイオベッドの泥をつけて体の熱をとり、冬は地面を掘ってお腹を温めて過ごします。

地域循環

エサ

穀類を中心としたエサを食べて育ちます。

エサのトウモロコシは、生産量の中でも数パーセントしかない非遺伝子組み換え(NON-GMO)及びPHF(収穫後農薬不使用)のものを使用しています。

  
また、国産自給飼料を増やすため、飼料米を飼料全体の5%以上配合しています。


堆肥

自然豚の豚ぷんは堆肥としても使われます。時間をかけて高温で加熱・殺菌されているため、臭いはほとんどなく、さらさらとしています。

  

豚ぷん堆肥は、地域の農業で使用されています。生産者の情熱カンパニーはキャベツの栽培で使用しており、特にキャベツなどの葉物野菜とは相性が良いそうです。

情熱カンパニーの皆さん

自然豚の取組を応援しよう!

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公開:2021年9月6日
商品案内25号[2021年9月4回]掲載

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