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学校給食法では、給食を学校教育目標として位置づけ、「食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと」としています。これはコープ自然派の「国産派宣言」にも通じます。

今秋、ゲノム編集食品の市場流通が開始されましたが、問題を指摘する報道は少なく、「食べものを選ぶ目」を養うことがますます重要となっています。こうした中、給食は「食を学ぶ場」として大変重要であり、諸外国ではオーガニック給食の位置づけを見直し、オーガニック給食の取組が進んでいます。韓国のソウル市では2021年に全ての小・中・高校で学校給食の完全無償化を行い、イタリア、フランス、アメリカ等でもオーガニック給食の割合は増加し、有機農産物の拡大につながっています。

日本では、愛媛県今治市が2006年に「学校給食について、有機農産物の使用割合を高める。遺伝子組み換え作物及びこれを用いて生産された加工食品を使用しない。」と条例で定め、千葉県いすみ市では2017年に、全ての小学校の給食で使用するお米を100%地元産の有機米に切り替え、野菜の有機化も推進するなど、取組が進んでいる地域もあります。しかしそれはごく一部に限られ、諸外国と比較して大きく遅れをとっています。

コープ自然派では、「誰もが有機農産物を食べることができる社会」をつくるためには、オーガニック給食を拡げていくことも重要な課題と考えています。
 
11月14日には、オーガニック給食プロジェクトin関西2021を開催しますので、組合員の皆さんぜひご参加ください。

  


自然派Styleツルをよぶお米白米

  

地域の生態系を豊かにし、エサとなる生きものを増やすことでナベツルの棲みよい環境、飛来地づくりをめざしています。

自然派Style雄武秋鮭切身(無塩)

  

オホーツク海に面した雄武で水揚げされた、鮮度の良い天然秋鮭です。


天然醸造生 有機みそ

  

原材料は、有機国産米・大豆、伯方の塩のみ。加温せずじっくりと仕込みました。

有機じゃがいも

  

有機栽培で育った大地の恵み。

公開:2021年10月18日
商品案内31号[2021年11月1回]掲載

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