新型コロナウイルス感染拡大から2年が経過しました。この間、地球温暖化は深刻さを増し全世界的な課題に。また、ゲノム編集食品の市場流通が始まるなど、私たちの暮らしの基盤を大きく揺るがしています。そんな中IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、初めて『人間の活動が気候変動の原因』と断定。そのうち農業や土地利用に起因するものは24％とされています。日本は食料自給率が37％(令和2年度概算)と多くの食べものを海外に依存しているため、世界の温室効果ガス排出にも関与していると言えます。正に、私たちの暮らし方、食べもののあり方が問われています。

コープ自然派は「国産派宣言」を掲げ、誰もが有機農産物を食べられる社会をめざしています。共同購入立ち上げから40数年、生産者と組合員が交流を重ね、地域の環境を守りながら食べものをつくる「産直運動」に取り組んできました。さらに2021年は、学校給食のオーガニック化推進を各地の生協で活発に展開。地域の環境や生物多様性、食の安全や子どもたちの健康、農業者の育成など、多くの課題を抱えていますが、この課題解決のカギは「国産オーガニックの推進」です。生産者との産直運動を継続し、日々の食を変えることで、地域を変えていきましょう。

自然豚ロースしゃぶしゃぶ用

　　

旨みの多いロース肉を、しゃぶしゃぶ用に薄切りにしました。

自然豚モモしゃぶしゃぶ用

　　

赤身が多く、しっかりとした歯ごたえをお楽しみいただけます。