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有機野菜でカラダ元気に!

冬はカラダが冷え、体力が低下しやすい時期。さらに空気が乾くことで鼻や喉の粘膜も乾燥し、ウイルスへの抵抗力が低下します。カラダを守るためには、食べものからビタミンやミネラルなどの栄養素を摂り、免疫力・抵抗力を高めることが大切です。

しかし、農薬や化学肥料に頼る現在の農業により、野菜の栄養価が約50年前に比べて大きく減少しています。また、TBS「報道特集」(2021年11月6日放送)でも紹介されたように、防虫目的で広く使用されているネオニコチノイド系農薬が問題です。この農薬の使用が本格化した1993年以降、田畑や湖沼の生きものが激減、さらに子どもの脳の発達への作用など環境や人体への悪影響が懸念されています。

コープ自然派がすすめる有機農業は、農薬や化学肥料に頼らない、微生物の働きを活かした土づくりが基本の農業です。ミネラルが多く、栄養価の高い野菜をつくり、多収穫を実現できます。また、有機農業を推進することは、生命力を高め、健康な社会をつくり、地域に活力を取り戻すことにつながります。

有機農業者の育成やオーガニック学校給食の推進など、組合員と生産者、地域との連携の中で取組をすすめ、「誰もが有機農産物を食べることができる社会」の実現をめざします。

  

大根のチカラ
アブラナ科に共通する成分「イソチオシアネート」の他、ビタミンC、カリウム、消化酵素などが、根の部分には含まれています。

有機大根

  

大根の皮を厚くむき取った後は、捨てずにきんぴらがおすすめ。

公開:2021年12月20日
商品案内41号[2022年1月2回]掲載

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