• 原発問題

2022年1月27日、東京電力福島第一原発事故で放出された放射性物質によって小児甲状腺がんを発症したとして、事故当時は6〜16歳で福島県内に住んでいた男女6人が、東京電力に損害賠償を求めて東京地裁に提訴しました。これまで甲状腺がんの手術を4回受け、昨年は放射線治療をしたという原告のひとりは、この裁判に原因究明と社会保障を求め、「声をあげられないたくさんの人たちの救いのきっかけになれば」と話します。

一方で日本は、原子力発電が世界の脱炭素化に貢献するとして、昨年秋に出したエネルギー基本計画で「世界の原子力安全の向上や原子力の平和利用に向けた国際協力の推進」を謳っています。知らぬ間に、あらゆる分野で電化が進み、どんどん増える電気コードをつなぐ先は原発しかない、と導かれようとしています。

コープ自然派は誰もがしあわせに暮らすことができる社会をめざしています。原発に反対し、また農薬問題や社会福祉にも目を向けています。子どもたちやこれから生まれるいのちの声に耳を澄まし、持続可能な社会をめざしましょう。

  
コープ自然派脱原発ネットワーク 坂本真有美

  

安心安全でおいしいりんごづくり

除草剤を使用せず、有機質肥料100%で栽培しています。組合員さんからの要望を受け、ネオニコチノイド系農薬不使用の栽培にも取り組んでおり、そのりんごはコープブレッドファームのアップルパンなどにも使われています。

サンふじ
津軽産直フーズの斉藤篤寿さん

公開:2022年2月21日
商品案内49号[2022年3月2回]掲載

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