見て選ぶ、当たり前のことを続けたい

コープ自然派では「国産派宣言」に基づき、国産原料にこだわり、農薬・化学肥料や食品添加物、遺伝子組み換えを排除した商品づくりをすすめています。そしてその情報を組合員が見て選ぶことができるように原材料表示をカタログに記載し、様々なマーク表示を行っています。食品表示はその大切な情報公開の手段です。

しかし消費者庁は、食品添加物の「無添加」や「不使用」といった表示および、遺伝子組み換え食品の表示制度の変更を実施します。その内容は食品添加物が安全であるとの前提に立ち、無添加・不使用表示を規制。また遺伝子組み換え表示については、「一切混入がない」と証明できない限り「遺伝子組み換えでない」という表記を認めないというものです。「混入ゼロを証明」することは非常に困難なため、今後は遺伝子組み換えに関する表示が少なくなることが懸念されます。これは私たちの知る権利を奪うものです。

コープ自然派は組合員一人ひとりが食をめぐる様々な問題を考え、選択できるカタログ・商品づくりをすすめていきます。