コープ自然派は「国産派宣言」を掲げ、生きものを育む環境を大切にし、それに基づいた食べものづくりをすすめています。生きものを大切にする「アニマルウェルフェア」の考えは動物本来の行動を保証し、家畜を病気やケガなく健康に育てる安全な食べものづくりにつながります。

現在、日本では8割の人が「アニマルウェルフェア」を知らないという調査結果があります。「安価な肉や卵はどのようにつくられているのか？」その背景を知ることはとても大切です。EUでは1960年代に工業的畜産に対して市民運動が高まり、基準づくりがすすみましたが、WAP(世界動物保護協会)による2020年版の動物保護指数(API)レポートでは、日本の畜産動物福祉の国際評価は最低のＧランクと、まだまだ取組は広がっていません。

コープ自然派では「アニマルウェルフェア」を重点課題として、2020年に自然豚、2021年には平飼い卵の学習会を重ねてきました。2022年度は平飼い卵の生産者を増やし、利用が大きく伸びています。

今回表紙で紹介している神山鶏も育て方やエサにこだわった産直の鶏です。これからも生産と協力しながら、安心安全な畜産の取組を拡げていきます。

神山鶏はここが違う！

季節限定の冷蔵企画

一度も冷凍していないお肉をぜひ食べてください！