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たくさんの種類がある野菜。私たちがいつも食べているのは野菜の葉、茎、根、実・・・いったいどの部分になるのでしょうか?どこの国で生まれたのか、どんな栄養があるのか知っていますか?

今回は身近だけど意外と知らない野菜のことを調べてみました!

レタス

レタスは葉菜類(ようさいるい)といって、『葉』の部分を食べる野菜です!

 葉菜類のなかまたち 
ほうれん草や小松菜、白菜など…

レタスってどんな野菜?

どこの国で生まれたの?

もともとは中国、インドから地中海地域の野菜。 日本へは中国から伝わって、平安時代には育てられていたそうです。

栄養は?

レタスは約95%が水分。ビタミンCやビタミンE、カリウム、カルシウム、食物繊維などがバランスよく含まれています。

コープ自然派のレタスのこだわり

ネオニコチノイドって何?

洗っても落ちない、生きものに悪い影響を与える農薬のことです。1回使うと効果が長く、とても強い農薬です。このレタスはネオニコチノイドを使わずに育てました。

生産者の関さん

レタス

  

有機質肥料などにより苦みの少ないレタス作りを目指しています。

なす

なすは果菜類(かさいるい)といって『実』になった部分を食べる野菜です!

 果菜類のなかまたち 
トマトやピーマン、オクラ、キュウリ、カボチャなど…

なすってどんな野菜?

どこの国で生まれたの?

インドの東部で生まれたと考えられてるそうです。 暑い地域の生まれだから、夏のほうが育ちやすい野菜です。

栄養は?

余分な塩分や水分を体の外に出すカリウムが豊富。夏にぴったりの野菜です。皮の紫色はポリフェノール(ナスニン)という抗酸化力が強い栄養素が含まれています。

「有機やさい」とはオーガニックのやさいのこと。

オーガニックって?

かんきょうにやさしい農業のことです。有機なすの生産者のひとりである西垣さんは、農薬や化学肥料に頼らずに、「きん」のチカラを借りて栄養たっぷりの土をつくって育てています。

生産者の西垣さん

有機なす

  

なすの紫色の色素は「ナスニン」というポリフェノールの一種です。

にんじん

にんじんは根菜類(こんさいるい)といって、『根』の部分を食べる野菜です!

 根菜類のなかまたち 
だいこん、じゃがいも、ごぼうなど…

にんじんってどんな野菜?

どこの国で生まれたの?

アフガニスタンという国がふるさとで、日本には中国から16 世紀くらいに伝わったそうです。

栄養は?

にんじんの英語名「キャロット」が由来となるほど、β-カロテンが豊富。カリウムや食物繊維も多く含みます。

一戸さんの畑のおはなし

畑の草はどうしているの?

オーガニックのにんじんは草を枯らす農薬を使うことはできません。だから手作業で草をぬいています。にんじんが栄養をたくさん吸収するためには草を抜く作業はとても大切です。

生産者の一戸さん

有機にんじん

  

えぐみがなく甘みがあり、子どもにも人気。

公開:2023年7月31日
商品案内20号[2023年8月3回]掲載

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