「国産」を選ぶことがGM作物を摂取しない第一歩です。

日本で遺伝子組み換え(GM)作物の商業栽培は認められていません。

しかし、9種類の作物で流通が認められており、知らないうちに輸入されたGM作物を食べている可能性があります。しかもGM作物の表示義務は納豆や豆腐など33食品群に限られているため、その他の食品はGM作物が含まれているかどうかわからない場合もあります。

コープ自然派は国産にこだわり、組合員の皆さんが自身で選択できるように独自のマーク表示を続けています。

　　　

ゲノム編集

遺伝子組み換えに変わる新しい技術として開発が進められているゲノム編集。2019年10月から日本ではゲノム編集食品の届け出がスタートしました。コープ自然派は市民団体の「OKシードプロジェクト」と連携し、反対活動をすすめています。

OKシードプロジェクトのサポーターにぜひ登録してください。ゲノム編集の最新情報が届きます。登録は無料です。

ゲノム編集の取り扱いは考えていません

野菜作りのこだわり 　　 しっかりと野菜に栄養が行き届くように『一年一作』でどの野菜も育てています。多くの畑をもちながら時期をずらすことで安定した生産を続けています。

　　

「ゲノム編集なんかに任せない!継続した自然応援活動で戦おう」

昨年の晩秋、京都での反対宣言の場にて鳴門魚類は約束しました。現在の歪な経済優先社会において、一人でも組合員の皆さんが求める限りは、『鳴門魚類が存在する限りにおいて、今後も一切のゲノム編集魚(また魚以外も含む)を原材料として使用する事はございません。』改めて明確にコープ自然派と組合員の皆さんと想いを同じとして宣言いたします。

また、現在問題視されている天然魚の減少などは、今の自然に寄り添いながらも継続的な自然環境の復元を目指して、人と生きものの共生・共存の自然応援活動で戦い続けていきたいと思います。この国の水産資源は、島国の海に囲まれた地理的環境において本当に重要な栄養源であります。自然を壊さぬ個々の意識は、海に限らず山や川、田畑の土や作物にまで豊かさをもたらします。

小さな心の一つ一つを、丁寧に確実に紡いで「ゲノム編集食物」と戦いましょう！

鳴門魚類　山本章博