生態系や人間への脅威となっている殺虫剤「ネオニコチノイド系農薬」。お米や青果の農薬としてだけでなく、家庭用殺虫剤などに幅広く使われています。

コープ自然派では2010年から生産者とともにネオニコフリーの取組をすすめ、2017年からカタログで独自のマーク表示を始めました。現在、取り扱っている青果の80%以上でネオニコフリーを実現しています。

約3分でネオニコのことがわかります。「みんなで選ぼうネオニコフリー！」の動画もぜひご覧ください。

＜コープ自然派の商品一例＞

有機ほうれん草

　　　

アクが少なく、ほうれん草本来の味がしっかりします。

世界中で最も使われている除草剤の主成分であるグリホサート。2015年に、WHO（世界保健機関）の専門家機関が「発がんのおそれあり」と評価しています。遺伝子組み換え作物と一緒に使用されたり、収穫前に散布されてたりすることがあるため、体内に取り込まないためには口にするものをしっかりと選択する必要があります。　

　選び方　

1. 小麦製品は国産小麦を選ぶ
2. 大豆製品は遺伝子組み換えの心配のない国産大豆を選ぶ

日本の一部地域では収穫前の大豆にグリホサートが散布されているものもあることから、コープ自然派では定期的に豆腐や納豆などのカテゴリーでは検査を行って、検査済・不使用の表示を行っています。

＜コープ自然派の商品一例＞

自然派Style山食パンコウノトリの未来6枚

　　　

国産小麦粉に「コウノトリ育むお米」の米粉を配合して作りました。

1996年から商業栽培が始まり、世界中で栽培面積が拡がった遺伝子組み換え作物。日本では商業栽培はされていませんが、多くの作物を輸入に依存していること、遺伝子組み換えの表示義務がある商品が限られていることから、知らない間に口にしてしまっている可能性があります。

コープ自然派は遺伝子組み換え作物に反対しています。表示義務がない商品についても原材料を確認し、カタログで独自のマーク表示を行うことで組合員さんが選べるようにしています。

＜コープ自然派の商品一例＞

天然醸造杉樽仕込み醤油･こい口

　　

お刺身、冷奴などのかけ醤油から、煮炊きものまで幅広くお使いいただけます。

遺伝子組み換えに替わる新しい技術として開発がすすめられているゲノム編集。トマト、豚肉、鯖、真鯛などの開発がすすめられていますが、たとえゲノム編集されていても表示は義務づけられていません。

コープ自然派は市民団体の「OKシードプロジェクト」の活動に賛同し、ゲノム編集されていない食べものを組合員さんが、見て選択できるよう、まずはトマトとその加工品についてカタログ上でマーク表示を行っています。

「OKシードプロジェクト」のサポーターにぜひ登録してください。登録は無料！ゲノム編集の最新情報が届きます。

＜コープ自然派の商品一例＞

自然派Styleトマトケチャップ

　　　

海外産有機トマトや、国産有機野菜を使用。

多くの畜産の現場では、「過密な環境での病気予防」や、「短期間での育成を実現する(成長を促す)」ために、飼料に抗生物質などの薬剤が添加される場合があります。

コープ自然派では、成長・予防目的で抗生物質を使うことを認めていません。生産者とともに、薬剤に頼らず、えさを工夫したり、環境を良くしたりして、動物たちが健康に元気に育つよう取り組んでいます。アニマルウェルフェアに配慮することで、抗生物質不使用にもつながります。

＜コープ自然派の商品一例＞

産直肉ミンチセット

　　　

牛赤身とビタミン豊富な豚肉、高タンパク低カロリーの鶏肉のミックスです。