冬は暖か、夏は涼しいL字の家

  • 里山の家

コープ自然派では「街に森をつくろう」をスローガンに「自然の住まい(里山の家)づくり」を拡げています。

四国の森の木 + 自然素材の住まい

かねての家(設計施工:(有)小松秀行建築工房)

柱は香川県産ヒノキ、梁は徳島のスギを自然乾燥して使用。室内に入ると爽やかな香りに包まれます。室内の床はヒノキの無垢板、壁は和紙やタイルなどの身体に優しい自然素材をふんだんに使用しています。各所に旧母屋の古材や古建具を再利用。家族の歴史と記憶を未来に受け継ぐ家です。

リビング
洗面台

快適な暮らしと省エネ性を目指して生まれたカタチ

西側に建つ2階建て建物の日影を避け、暖かな冬の日差しを受け止めるために生まれた特徴的なL字型の平屋です。極寒の冬の朝でも寒くなく、夏は涼しい快適な住宅を目指して、断熱等級と一次エネルギー消費量等級は共に等級6以上を確保。おかげで、夏も冬も小型エアコン1台で家中を快適に保つことができます。

板の間

安心して暮らせる耐震性と耐久性

構造は耐震等級3を確保した長期優良住宅。木材は高耐久材の香川県産ヒノキを柱や土台に使用。助成金もいただきました(地域型住宅グリーン化事業補助金170万円取得)。室内の柱や梁をボードで覆い隠していない「あらわしの家」です。木材が常に乾燥しているので木が腐りにくく、維持管理や将来の改修も容易です。高温多湿の日本の家づくりが培ってきた知恵です。

天井

公開:2024年4月19日
商品案内5号[2024年5月1回]掲載

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